하지원 Ha Ji Won ハ・ジウォン【品 Pin Prestige Singapore】2026年2月号 俳優からアーティストへ:ハ・ジウォンの魂の対話 

11年ぶりにシンガポールのラグジュアリーファッション&ライフスタイル雑誌
品 Pin Prestige Singapore2026年2月号の表紙を飾ったジウォンオンニ!🌞
先日、シンガポール版とマレーシア版に掲載されたインタビューをご紹介しました!

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前日の記事に掲載されていなかったインタビュー後半部分が、
Pin Prestige シンガポール版の公式サイトで公開されました。
そこで日本語に翻訳して、ここでご紹介したいと思います!📚


俳優からアーティストへ:ハ・ジウォンの魂の対話 
Ha Ji-won: The Art of Stillness and the Power of Self-Reflection
2026.2.5 品 Pin Prestige Singapore

「俳優は、完全に別の魂に入り込み、感情を正確に伝えなければなりません。共鳴が生まれる瞬間、その達成感はとても大きいです。絵画はまったく違います。決められた役もなく、誰かを演じる必要もありません。キャンバスの前にいるのは自分自身と、最も真実の思考だけです。」

撮影:STUART
スタイリング:SHARON TULASIDAS
アートディレクション:IRIS NG
インタビュー:陳宝珠

舞台を降りて

絵を描くことは、気まぐれで始めた副業ではない。

ハ・ジウォンは子どもの頃から絵を描くのが好きで、家の小さな電化製品を分解してはまた組み立てることも楽しんでいた。修理のためではなく、ただ内部がどう動いているのか知りたかったのだ。

やがて彼女は気づいた。演技と絵画は、実は同じことをしているのだと。世界を理解しようと試み、その中で自分の居場所を見つけること。

本格的に創作を頻繁に行うようになったのは、約10年前。最初は会社の壁に掛けられていた絵が偶然キュレーターの目に留まり、次第にアート界の視野に入るようになった。その後、海外アーティストと共にアートブランド Art Space Polarpo を設立し、さまざまな展覧会を開催した。

俳優と芸術創作者の違いについて尋ねると、彼女は笑いながらこう語った。

「俳優は、完全に別の魂に入り込み、感情を正確に伝えなければなりません。共鳴が生まれる瞬間、その達成感はとても大きいです。絵画はまったく違います。決められた役もなく、誰かを演じる必要もありません。キャンバスの前にいるのは自分自身と、最も真実の思考だけです。」

彼女は、演技は「集団創作」であり、絵画は「すべての重みをひとりで背負う孤独な過程」だと表現した。作品が収蔵されるとき、両手で「送り出す」ような仕草を見せた。

「私は子どもを産んだことはありませんが、作品を託すのはまるで自分の子どもを人に預けるような感覚です。」そう言うと、彼女は子どものように笑いながら机に突っ伏し、「この比喩、ちょっと変ですか?」と冗談めかして尋ねた。

振り返る力

2021年の《Super Cow》シリーズは、ハ・ジウォンの芸術の本格的な出発点となった。パンデミックの時期に世界を見つめ、感じたことから生まれた作品だ。半抽象的なスタイルで、油彩とアクリルを主な素材とし、技巧を追い求めず、むしろ原始的な筆致を残した。

子どもの落書きのようだとからかわれることもあったが、その中には困難の中で生き抜こうとする力が宿っていた。その率直な生命力は人々の共感を呼び、作品は短い期間で全て収蔵された。

2023年に初の個展を開き、翌年のKIAFアートフェアでも作品は二日で完売した。これらの成果は彼女の成功した転身を示したが、彼女自身は心境の変化をより大切にしている。

「過去の私は舞台上のハ・ジウォンとしてしか自分を見ていなかった。でも筆を取ってからは、私は舞台を降りて、世界を新たに理解し、自分をもう一度見つめ直そうとしているように感じたのです。」

彼女は母親、友人、社会との関係など、自分と周囲の関わりを真剣に考え始め、繰り返し根本的な問いに立ち返った――私は誰なのか、なぜこの道を歩んでいるのか。

重く見える自己省察は、意外にも彼女に再び喜びをもたらした。

彼女は「振り返る力」を深く信じている。それは後悔を伴う否定ではなく、歩んできた道を整理し、そこからエネルギーを抽出することだ。若い頃の奔放さに比べ、今の彼女はより強い責任感を持っている。

「演技であれ絵画であれ、本質的には世界との対話です。もし私の小さな行いが世界を良くできるなら、その一部になりたいと思います。」

根本から

今年、ハ・ジウォンはドラマの本舞台へと全力で戻ってくる。3月放送予定の新作『Climax』ではチュ・ジフンと共演し、現実的な題材で権力の駆け引きと人間性の葛藤を描く。彼女は名声と欲望に呑み込まれた、落ち目の女優を演じる。

今、名声や欲望をどう捉えているのか尋ねると、彼女はまず英語で笑いながら「Oh, it’s too hard(この質問は難しい)」と抗議した。続いて真剣な表情で語る。今の彼女にとって名声は「目標ではなく結果」なのだと。

「欲望は誰にでもあります。でもそれが現れるたびに、私は習慣のように自分に問いかけます。なぜこれを欲しいのか?その思いはどこから来るのか?」

彼女はもはや勝ち負けに執着せず、心は仏のように穏やかで、過程を大切にする。初期の張り詰めた役柄から、近年の『チョコレート』や『カーテンコール:木に立って死ぬ』のような内省的で深みのある作品まで、彼女の作品選びの基準は人間性の本質へと戻っている。

ここ数年の生活は極めてシンプルだ。運動、絵を描くこと、そして自分の空間で過ごす時間。SNSではアトリエの様子をよく公開し、時には子どものように楽しそうに笑う。運動はもはや出演のためではなく、生きるためのもの。登山、水泳、ゴルフ、太陽を浴び、汗を流し、筋肉の重みを感じながら、大自然のゆったりとしたリズムを味わう。

彼女は「自分をケアする」ことを具体的に実践している。近年はスキンケアを深く研究し、姉とともに美容ブランド「Pouch24」を立ち上げた。華美さを追求するのではなく、シンプルで効果的なスキンケア哲学を掲げている。

「ブランドの核心は、美しくなることではなく健康になること。根本的な問題を解決すれば、他の悩みは自然に解決します。たくさんのことをする必要はありません。一番大切なことをきちんとやれば、それで十分です。」

多くを求めず、正しさを求める。ここでもまた、彼女の「本質を追い求める人生哲学」が姿を現している。

若さを保つ秘密の武器

ハ・ジウォンは業界でも知られる慈善家だ。寄付やチャリティ販売、本の寄贈、そして長期的な公益活動に積極的に取り組んできた。

数年前、彼女は「ファンからもらった愛を、社会に還元したい」と語ったことがある。

その価値観は人生の方向が変わっても揺らぐことはなかった。ただ今の彼女の暮らしには、もうひとつ大切なものが加わった――レモンだ。レモン好きとして有名な彼女は、番組で自宅の冷蔵庫を公開した際、そこにはレモンがぎっしり詰まっていた。さらに「レモンは若さを保つ秘密の武器。噛むと表情が引き締まり、自然なリフトアップ効果がある」と冗談めかして話したこともある。

レモンの話になると、彼女はさらに楽しそうに笑った。

「人生はレモンのようです。最初にかじったときは酸味が強く、少し刺激的。でもその衝撃はやがて過ぎ去ります。最初の酸っぱさは人生の困難のようで、時間がそれを消化してくれる。最後に残るのは、心地よさです。」

その言葉を口にしたとき、彼女の瞳は輝いていた。かつて骨身に染みる痛みだったものが、今では最も爽やかな味わいへと変わっていたのだ。

ヘア:LEEMINE & KIM EUN CHO
メイク:CHO HAE YOUNG & SHIN HAYEONG
ネイル:KOO YAI YOUNG

完全インタビューは《PIN》2月号に掲載。

🎬하지원 Ha Ji Won​ ハ・ジウォン 河智苑 【PRESTIGE Singapore】February 2026


今回ジウォンオンニがシンガポールで受けたインタビューでは、
演技、絵画、そして昨年立ち上げたビューティーブランドについて、
「今この瞬間」の心境を率直に語ってくれました。女優とアーティストの二足の草鞋を履くハ・ジウォンは、
絵画を始めてからは、成果よりも自分自身の心境の変化を大切にしているそうです。💗

過去の私は舞台上のハ・ジウォンとしてしか自分を見ていなかった。
でも筆を取ってからは、私は舞台を降りて、世界を新たに理解し、
自分をもう一度見つめ直そうとしているように感じたのです

昔は演技を通して「舞台上の女優」としての自分しか見ていなかったジウォンオンニですが、
絵画を始めてからは一度舞台を降り、
「世界を理解し直す」ことで自分をもう一度見つめ直すようになりました。
さらに周囲の人々との関係を考えながら、
「私は誰なのか、なぜこの道を歩んでいるのか」と自分に問いかけ、
改めて自分を振り返る時間を持つようになったのです。😌

演技であれ絵画であれ、本質的には世界との対話です。
もし私の小さな行いが世界を良くできるなら、その一部になりたいと思います

アーティストとして活動するお日さまについては、
十人十色で人によってさまざまな思いがあると思いますが…
個人的には、絵画を始めることは本業から離れることではなく、
女優としての表現をより深めるための自己探求だと感じています。
演技も絵画も同じ根っこを持つ表現活動であり、むしろ補い合う関係なのではないでしょうか。
その過程を経たからこそ、今回のドラマ『クライマックス』では、
名声と欲望に呑み込まれた落ち目の女優を演じ、
さらに複雑で深みのある演技を見せてくれるのだと思います。🥰
実際にインタビューでも「今、名声や欲望をどう捉えているのか?」と尋ねられると、
ジウォンオンニはこう答えました。
欲望は誰にでもあります。でもそれが現れるたびに、
私は習慣のように自分に問いかけます。
なぜこれを欲しいのか?その思いはどこから来るのか?

長年業界に身を置いてきた中で、
ジウォンオンニが『クライマックス』で演じるトップ女優チュ・サンアのように、
名声や欲望に呑み込まれてしまう人もきっといるでしょう。
でも、お日さまはそれに溺れることなく、女優としての軸を失うこともありません。
いつも客観的で冷静に自分を見つめ直し、「欲望を問い直す」ことで自分を保ち続けています。
現実のお日さまは、名声や欲望に流されるのではなく、むしろその経験を演技に昇華できる人です。
だからこそお日さまの言葉にあるように、「演技であれ絵画であれ、本質的には世界との対話」であり、
その姿勢が女優としての深みをさらに増しているのだと思います。

そしてこのインタビューで一番印象に残ったのは、やっぱりこの言葉でした。

人生はレモンのようです。
最初にかじったときは酸味が強く、少し刺激的。
でもその衝撃はやがて過ぎ去ります。
最初の酸っぱさは人生の困難のようで、時間がそれを消化してくれる。
最後に残るのは、心地よさです

困難をただ苦いものとして終わらせるのではなく、
時間をかけて消化し、最後には心地よさに変えていく。
多くの困難や悲しみを乗り越えてきたジウォンオンニの言葉には、
人生を前向きに捉えるためのヒントが詰まっているように感じます。💗
このインタビューからは、女優ハ・ジウォンとしての姿だけでなく、
人間ハ・ジウォンの深みや温かさを改めて感じることができました。🌞

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