韓国コンテンツ振興院オンライン教育サイトEDUKOCCAで公開された
お日さまがモデレーターを務める大御所俳優イ・スンジェ先生のインタビュー
【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】🎤
今日は最終回である第5話をお届けしたいと思います。
ハ・ジウォン X イ・スンジェ【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】第1話 イ・スンジェの「演技哲学」、人生の哲学を盛り込む
ハ・ジウォン X イ・スンジェ【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】第2話 俳優の言葉「演技」、そして演技の基本
ハ・ジウォン X イ・スンジェ【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】第3話 作品とキャラクター分析のノウハウ
ハ・ジウォン X イ・スンジェ【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】第4話 俳優の視線vs演出家の視線
5.내가 걸어온 길, 누군가 걸어갈 길 – 연기를 말하는 순간, 지금 이순재
僕が歩いてきた道、誰かが歩いていく道 – 演技を話した瞬間、今イ・スンジェ
「今、イ・スンジェの進行を務める俳優ハ・ジウォンです」
「はい、この時間は俳優志望の方が一番聞きたがっている話ではないかと思うんですが。
私もそうですし」
「今日もイ・スンジェ先生をご紹介しました。こんにちは」
スンジェ先生「ああ、お疲れ様です」
「先生、演劇、映画、ドラマ、すべて過去と現在の現場の雰囲気が
最近とても変わったじゃないですか?」
スンジェ先生「変わりましたよね」
「はい、先生も変わったある現場でこれだけは必ず守らなければならなかった、
どんな心構えや行動があったのでしょうか?」
スンジェ先生「昔の話ですが、その当時はこの職種が社会的に認められなかった職種であり、
一つの卑しい職業として蔑視の対象になり、また収益性も非常に低い、それでたくさん苦労もしたし、
それにもかかわらずこれは一つの芸術創造行為だという自負心を持って
どんな逆境も屈せずに押し出す人生も今毎日残っています。
そういうことで俳優の条件になるのは色々な条件が必要ですが、
第一に、人にならなければなりません。人間になる。
これが一つの人性に関する問題ですが、この職種が最近は収益性も高くなり、
また人気も高くなり、若者の一種の有望職種になってしまったということです。
最高の職種になりました。 しかし、ここに下手をすると陥没する恐れがあるということです」
スンジェ先生「それで、こうなるほど自分管理を徹底的にし、
また社会的に一つの非難が対象になりうるそのような要因を避け、常に謙遜し、
そして常に精進するそのような人物になってこそ、後で良い演技者になれるという話です。
僕はもう二つに区分します。 モデルスター(Model Star)とアクティングスター(Acting Star)」
スンジェ先生「もちろんモデルスターも必要な条件です。
その人たちは人気が高く、お金をたくさん稼いでいるのに、
またアクティングスターというのは、最初のスタートはかなり浅はかだったが、
たゆまぬ努力を通じて今一生できる条件で備えた俳優だ。
こういうふうに区分するんですけれども、どうなんですかね。
人気を集めてハンサムで、お金をたくさん儲ける俳優に終わるのか。
それとも、それでも最後まで死ぬまでやりたい俳優。
一つは芸術家としての完成度を高めていく道。二つがどちらの道を選ぶのか。それぞれ選択が違うんです」
「パク・ジョンスク先生が、大韓民国で自己管理は
本当に先生が最高だとおっしゃいましたが」
「例えば体力管理もそうだし、
俳優として先生ならではのどんな管理をされているのかも気になります」
スンジェ先生「それはパク・ジョンスさんがもっとよく話してくれたことです。
いや、俳優はそれなりに自分の人格があるじゃないですか。
その次に自分の条件があるということです」
「そうですね」
スンジェ先生「一つのエピソードが入ってくると、
思いっきりハイキックでヤドン・スンジェのシーンが出てきます。
大体私がしないと言ったんです。なんでやらないんだよ」
スンジェ先生「いくらコメディーをしてもそうだけど、
ちょっと隠してやる時があるじゃないですか?」
スンジェ先生「面白いことは知っていますが、僕がそれをやらないといけないのか?」
スンジェ先生「それをやることになったら、僕の大学の同級生たち、高校の同級生たちが、
『あいつ、本当に何でもするね』その声が出そうだという話を聞いたけど、それでも面白いです。
非常に困っているが、客観的に見ると本当に面白い状況だ。
まあ、作家、演出家がリクエストしたからやりました」
スンジェ先生「でも幸いにもその後何も言わなかったんですよ。
私たちの生活文化がこんなに変わったんだ」
「私も『思いっきりハイキック』を見ながら、昔の先生の演技とは違う喜劇、
ヤドン・スンジェのキャラクターをされていましたが」
「私は実はとても面白くて、その放送をとても楽しく見ました。
挑戦するにあたっても、どんな恐怖とかないのか?」
スンジェ先生「ありません。もともとシチュエーションコメディは面白い分野です。
最近はどうしてしないのかわかりません」
スンジェ先生「作家がいないからか。 このコメディーというのは事実を基にした誇張なんですよ。
その前にシチュエーションコメディはしきりに笑わせるのに集中したが、
僕がそこにペイソースをちょっと入れなければならない。」
スンジェ先生「そういう話をして。だからシチュエーションコメディの真髄は、表では笑いながらも、
瞬間瞬間に一言ずつ言わなければなりません。それで息子に就職しないと言って、
他の人に就職したと言って見に行って、靴を磨いていて連れてきたシーン」
「私覚えてます」
スンジェ先生「みんな笑ったって」
「私もそのシーンをとても覚えています」
スンジェ先生「そういうのが核なんです。 実は、コメディーの核なんです。
それで、そういうことをうまく生かして表現すれば、
そこに意味があり、また視聴者もそこで一緒に共感して、このような要因が生じるのです」
「先生、それでは最後にこの放送をご覧になっている視聴者の方々、
そして俳優を志望している方々に」
「人生の先輩としてある応援のメッセージを一言お願いします」
スンジェ先生「最近、さっきも少し話しましたが、
私たちの職種が多くの若者たちによって非常に羨望の職種になりました」
スンジェ先生「また、皆さんが頑張って、また立派な公演文化、映画、テレビ、演劇、
ミュージカル、K-POP、全世界を席巻しています。
行く先々で大きな注目を受けていて、甚だしくは韓国を学びたい外国人がたくさんできました。
若者たちが。 なんて素晴らしいことでしょう。 これはすべて皆さんが成し遂げたものです」
スンジェ先生「ただ、一つ常に自己反省が優先されなければならない。
私が今日行う行為がまともな行為かどうかを自ら知り、補完·矯正できるそのような心構えが必要だ。
皆さん、どこに行っても拍手をもらいますよ」
スンジェ先生「そして、その次に謙遜しなさいという話です。 傲慢になるな。
なぜなら、私たちは観客一人一人がすべて大切な方々です。
だから通りすがりにある観客がサインしてくださいって言ったら、サインしなさい。
写真を撮ってほしいなら、写真を撮ってあげて。
それを振り切って、何かの皇太子になったようにしないでほしいということです。
なぜ?その一人一人の観客が私たちにその観客がいなければ、私たちは存在する理由がないのです。
そのようなことを常に認識し、常に謙遜して最善を尽くす俳優になれば、必ず目標を達成することができる」
スンジェ先生「そして大韓民国を代表する名優になるだろう。
という確信を持って精進することを願います」
「今日、先生とこのように良い言葉を」
「後輩の方々に話しながら」
「私もこの隣に座って聞くことに多くのことを感じます」
「また演劇をされるじゃないですか。私も演劇を見に行きます」
スンジェ先生「連絡するから必ず来てね」
「とても残念です。 もう合わせないといけない時間になりました。
今まで視聴してくださって 本当にありがとうございます」
スンジェ先生が5つのテーマで演技について語ったインタビュー、
本当に貴重で見応えがあるので、頑張って訳してみました。💪🏻
最終回である第5話で一番印象に残ったのは、
先生が今の俳優をモデルスター(Model Star)とアクティングスター(Acting Star)と分類すること。
「人気を集めてハンサムで、お金をたくさん儲ける俳優に終わるのか。
それとも、たゆまぬ努力を怠らず、芸術家としての完成度を高めていき、
最後まで死ぬまでやりたい俳優。二つがどちらの道を選ぶのか。それぞれ選択が違うんです」
この話を聞きながら、最初に思い浮かんだのはジウォンオンニが
エッセイ『今この瞬間』に書いたこの一言。☀
「俳優になりたいと思ったとき、私はスターを夢見ていなかった。
人の心を動かすそんな人になりたかった。これが私の夢だった」
韓国を代表する大女優になっても、決して驕らず
役と真摯に向き合い、地道に努力し続けているから、
どんな役でも完璧にこなせるし、演技に対する情熱と真摯な姿勢が伝わってきますね。💗
努力家でひけらかさないし、謙虚な姿勢、
そして誰に対しても暖かな優しい人柄に惹かれずにはいられないです。🥰
それはまさにスンジェ先生が仰った「良い俳優になるために必要な条件」でしょう!
言うまでもなく、スンジェ先生も大御所俳優ですが、本当に気さくな方です。
後輩たちをとても大切にしているし、90代になっても演技に対する情熱は人一倍で、
本当に心から尊敬しています。💜
前にもここに書いたけど、
演技について真剣に悩むお日さまに惜しみなくアドバイスを与えたスンジェ先生の存在は、
ジウォンオンニにとって非常に大きいでしょう。
そしてこの貴重なインタビューのモデレーターとしてお日さまを推薦してくださったスンジェ先生に、
本当に心から感謝しています。💗近い将来、またお二人の共演を見られることを楽しみにしています。🥰
「ハ・ジウォン X イ・スンジェ【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】第5話 僕が歩いてきた道、誰かが歩いていく道」に2件のコメントがあります
reikomoon
(2024年11月14日 - 12:10 AM)インタビューの訳をして紹介してくれてありがとうございます!!!
本当に細かいことがわかって嬉しいです☆彡
スンジェ先生とジウォンさんお二人の穏やかな表情からもすごく素敵な関係だとわかりますし、ぜひ演劇で共演して欲しいと思います♪
いつもわかりやすい内容に感謝しています💛
sunshine1023
(2024年11月14日 - 4:27 PM)reikomoonさん、こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。😊
インタビューの内容が少し難しく、聞き取れない部分もありましたが、おおまかに訳してみました。💪🏻
reikomoonさんが仰った通り、
スンジェ先生とジウォンさんの穏やかな表情と自然な笑顔から二人の関係性がとても伝わってきて、
インタビューを見ながら心がほっこりしました。🥰
いつか演劇でお二人の共演を見ることができたら、これほど嬉しいことはないでしょうね。💗
その日を心待ちにしています!☀