韓国コンテンツ振興院オンライン教育サイトEDUKOCCAで公開された
お日さまがモデレーターを務める大御所俳優イ・スンジェ先生のインタビュー
【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】🎤
、第1話をご紹介したんですが、今日はその続きをご紹介したいと思います。🌞
ハ・ジウォン X イ・スンジェ【演技を語る瞬間、今イ・スンジェ(연기를 말하는 순간, 지금 이순재)】第1話 イ・スンジェの「演技哲学」、人生の哲学を盛り込む
2.배우의 언어 ‘연기’, 그리고 연기의 기본 – 연기를 말하는 순간, 지금 이순재
俳優の言葉「演技」、そして演技の基本 – 演技を話した瞬間、今イ・スンジェ
「こんにちは。今、イ・スンジェのMCを務める俳優ハ・ジウォンです。
今この瞬間、イ・スンジェ先生と演技について詳しくお話ししたいと思います。
本当に私が先生とディープに話してみたかったテーマなので、本当に楽しみです」
「先生、こんにちは」
スンジェ先生「はい、会えて嬉しいです」
「先生が演技に関心を持つようになったきっかけはどんなきっかけがあるでしょうか?」
スンジェ先生「うちの大学は専攻が全然違うので、具体的に何か関心を持ったことはなく。
ただその当時の大学生たちが余暇生活のお小遣いを集めて条件が良い映画を見るのです。
なぜなら、私たちの時代は戦後各国に良い映画がたくさんありました。
見ていると、そこに名優たちが見えるんです。」
スンジェ先生「名演技。その次に名演出が見れるんです。
僕が大学2年生の時、わざわざ行ってみました。
なぜなら、ハムレット。韓国でも先輩たちがハムレットをやったが、
『生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ。To be or not to be that’s a question. 』」
スンジェ先生「その部分をどうやって詠むのか。 そしたら鳥肌が立った。」
「私は今も鳥肌が立ちます」
スンジェ先生「一瞬、あれは芸術だ」
スンジェ先生「それで私が調査をしてみました。
外国の雑誌で見たところ、イギリスではすでに爵位を受けた。
芸術家たちにとっては爵位は世襲ではない。ナイト爵位なんだけど。」
スンジェ先生「ロンドンホールに常任指揮者をしたサー・トーマス・ビーチャムと同格です。」
「うわ…」
スンジェ先生「芸術家じゃないか? これは」
「そうですね」
スンジェ先生「このように優遇されている職種。 またアメリカも言えば同じだけど。
でも、私たちの国ではタンタラ(芸能人を見下げる)。なぜかというと、韓国は公演の歴史がない国です。
残念ながら。それでこの職種は根を下ろせてない」
スンジェ先生「「僕が81年代、KBSで『コリア・ファンタジー』という3部作のドラマ、
アン・イクテ先生の物語です。それを撮りに行ったんだけど。
僕は一番最初にベートーヴェン交響曲第5番と韓国幻想曲の二曲を指揮しなければならないのに。
楽譜だけ撮ると思ったんですよ。でも演出が全曲を全部やらないといけないです。」
スンジェ先生「それで指揮法(教えるの)を誰に頼んだのかと聞いたら、その当時の国立交響楽団の指揮者に頼んだ。
そうなのかって。それで僕が午後に訪ねて行ったら。 この人の表情を見ると。
こんなものが何でそんなことをするの? こんな表情です。
だから私たちを完全にタンタラとしてを見下げてたんです。 それで僕がそう言った。
『これはアン・イクテ先生の3部作だ。
国内の音楽界がアン・イクテ先生をどう思っているのか分からないが、
初めて韓国の音楽家をしっかりと浮き彫りにする作品だ』
でも、言うことを聞かないんです。助けてくれません。 私たちを見下げているから」
スンジェ先生「それで私が意地があるから出てきて。
『僕は音楽知らないが、世界的な指揮者はいくつか覚えている。
フィラデルフィアのトスカニーニ。ユージン・オーマンディ。
その次にベルリン・フィルハーモニーのヘルベルト・フォン・カラヤン。
その次にミラノのクラウディオ・アバド」
「どうしてこんなに全部覚えられるんですか?(笑)」
スンジェ先生「その次にトーマス・ビーチャム。
韓国の指揮者が世界的にどのレベルなのか分からない。ぽんと投げて出て行った。」
「わぁ、かっこいい」
スンジェ先生「ここから始まって。だから先輩たちがどれだけ苦労しただろうか。
そういう根っこから始まって。今日は全然違う世界になったけど。
そんなプロセスを経験したのが私たちの分野です。」
「ところで、私は本当にとても気になりますが。
先生と昔撮影した時も、セリフのNGがほとんどありませんでした」
「本当に長いセリフもNGなしでこなせたんですが。
その長いセリフをどのように暗記されますか?」
スンジェ先生「いや、それはもう違う。それぞれの条件によって暗記を少し早くする人がいて。
ちょっと遅い人もいます。でも遅くも早くも完璧に覚えていかないといけないんです」
「そうです、そうです」
スンジェ先生「何かをして徹夜で覚えていかないといけないんです」
「その通りです」
スンジェ先生「なぜなら現場に出て。 僕一人でやるんじゃないじゃん。
相手がいて、周りもいるのに。 しっかり覚えて出て行って、
そうしてもちゃんと演技をするかどうかなんだけど。台詞をまともに出せなくてどうするのか。」
「演技の基本です。本当にセリフが」
スンジェ先生「だからセリフを覚えられずに出てきた俳優たちは、ただの読書で終わるんです。」
「その通りです」
「先生ならではのどんな暗記法のノウハウがありますか?」
スンジェ先生「他のことはあらかじめ覚えることです。
事前に私の条件を知っているから、事前に知っておいて。
熟練させて。 撮影現場では。 ちゃんとできるように準備して出て行くことしかありません。」
「先生が思いっきりハイキックで。ヤドン・スンジェとして活躍されたんですが、
私は個人的にとても楽しく見たんです。
でも実は喜劇を演じる時はまた、どんな演技をする時に違う点や
どんな違う焦点を合わせてする部分がありますか?」
スンジェ先生「いいえ。 演技は全く同じなんです。 悲劇も喜劇も。
ただ、その条件に合わせて演技をすればいいんです。
もう喜劇というのは。 今のところ、思いっきりハイキックはシチュエーションコメディなんだけど。
アメリカなどにはすでに無声映画時代からシチュエーションコメディがありました。」
スンジェ先生「私たちが知っているバスター・キートンやハロルド・ロイド。
チャールズ・チャップリン。サイレント映画の中のマイム(Mime)の巨匠たち。
それがもちろん時代的象徴性がかなり強く。
一種の理念的条件をあえてしたシチュエーションコメディだが…。
実は放送局でバラエティー番組に入れないんです。ドラマです。
ドラマの一つのジャンルなんですが。 もちろん古典喜劇があります。定説で言い難い形の古典喜劇です」
スンジェ先生「それで古典喜劇には4つの条件が必要なんだけど。
一つはSense of Humorだよ。 面白さなんだよ。
その次に風刺、Satire。Irony、皮肉。その次に欠かせないのが、Pathos。
一種の憐憫。 この4つがついたのが古典喜劇の命題なんですけれども。
それが変化発展して、いろんな形を見て。 その一見がシチュエーションコメディです。」
スンジェ先生「だからコメディーは喜劇的な演技をそれに合わせればいいんだから。
ただ大げさな虚構は一種のギャグになってしまうんですよ。
でも本当のコメディーは事実をもとに。 」
スンジェ先生「それをストレートにすると間違ってしまうので。
そんな重点人物たちを設定して、そこに向かって揶揄して風刺をするんです。
シェイクスピアの喜劇も同じです。 今は喜劇を通じてストレートに批判することができ、
風刺することもできるが…その時代はそうだったんですよ。
そういうところで、そこにいわゆる派手な文章。
このようなものが入り込み、文学性のように浮き彫りになるのがもう一つの喜劇の形態だ。 」
「すべての俳優の皆さんが演技が本当に上手になりたいし、また目標でもあります。
先生が思うに、演技が上手な俳優たちの演技の特徴のようなものはありますか?」
スンジェ先生「どうでしょう。上手で下手だということは客観的に判断することなのに。
自分で知ることができます。本当に忠実にきちんと表現する行為なのかということを本人がよく知っている。
ところで、やってみると人間なので、最善を尽くしても間違ってしまう場合があるんですよ。
間違う場合があるんですよ。 私たちがそれもそうです。
セリフを1、2回で忘れるかもしれないし。 ステップが合わないかもしれないし。
相手との呼吸が間違っているかもしれないということです。
そしたら、そういうのを本人が把握して、その次の公演でそれを保管すればいいんです。
しかし、それ自体を知らずに、ただ人気におぼれて、そのまま見過ごしてしまうと、
その次にまた同じ演技をすることになるということです。
だからいつも俳優というのは自分の演技に対する反省。その次にそれを補うための努力。
このようなことが戦備された時より、より良い演技ができる条件になる。」
「私も最近、もっと私の作業もそうだし、演技もそうだし」
「確かに私が今やっている過程について振り返って、反省し、それをまた掴んで」
「その次、どんな演技であれ、作業であれ、溶かした時」
「私が少しずつその過程の中で成長することが確かにあるんですよ」
スンジェ先生「そうです。絶対です」
「もう一度考えて、また反省しながら」
「またもっと良い演技ができるようにできる、 そんな準備ができていると思います」
スンジェ先生「演技をしていると、俳優の一番の幸運はいつも良い作家、良い演出に出会うことです。
でも、やっているうちに良い作品に割り込んで、
あるいわゆる目立つ役を演じることができるということです。
そうすると、それが人気になるんです。
ところが、過去を見ると、何人かの俳優はそこに陥没してしまったよ。
その俳優たちはみんないなくなる。そして、結局長く続かずに全部終わってしまったんですよ」
「また、先生にこんな話を聞くと本当に演技の基本が何であり、
またその基本についてもう一度再確認することになり」
「私にとっても本当に意味のある時間だったと思います」
「それでは、この時間はここで終わります。ありがとうございました」
スンジェ先生の演技哲学、思ったより難しくて、訳すのが大変だったけど、
インタビューの内容が気になるので、チャレンジしてみました。💪🏻
ジウォンオンニもコロナの時に自分を振り返りながら、演技について真剣に悩んで、
自分が俳優として不足しているという考えで女優をやめようと考えたこともありましたが、
自分の演技を振り返って、反省して、
そして補うために努力するのはより良い演技ができる条件になるとスンジェ先生が仰ってたので、
お日さまも先生のお言葉に背中を押されたではないのかと思います。🥰
よく思うんですが、こんなに真剣に悩むのはお日さまが演技に対する本心と情熱を持っている証しだと思います。💜
先生が仰った通り、その反省も補うための努力もいい俳優さんになる条件ですね。✨
次の作品でお日さまがどんな演技を見せてくれるのか、今から楽しみです。💓