意表を突く演出にファン大興奮!「ハ・ジウォン 2nd ファンミ」再現レポ①
ドラマ「奇皇后」に主演し、初の写真集も好評発売中の女優ハ・ジウォンの第2回ファンミーティングが、1月24日(土)東京・中野サンプラザにて開催された!約7か月ぶりに日本のファンとの再会し、AKB48の「会いたかった」など4曲を歌い、客席まで降り立ってファンと直接触れ合うなどファンとの距離をまた一歩近づけたファンミの様子を取材したので、いつものように90%の再現目指して楽しいレポートでご紹介!ドラマ公式サイトにはコメント動画やドラマ予告動画が公開されている。
このファンミーティングの様子は、後日DVD発売もされるのてお楽しみに。
今、NHKで好評放送中の韓国時代劇「奇皇后」の主人公を演じるハ・ジウォンだけに、会場は2階席までほぼ満員。チビッ子から学生、成人、女性同士のグループからご夫婦と思しきカップルや、男性を含んだ会社の同僚らしき一団、中には男性同士の二人連れと、いつもの韓流イベントの客層とは明らかに違う幅広い層がアツい視線が舞台に集まった。
以下、 (赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線。< >はステージの様子など。
当日のMCは、韓流イベントでおなじみの川原みなみ。
【オープニング】
<スクリーン:ファンミを楽しむ心得?>
タイプ打ちの音と共に映し出されたのはファンミ参加の注意。「オーバー気味にリアクションして盛り上げて!」「今日のファンミでハ・ジウォンが4曲歌うこと。心配なのはジャンルが違うためにうまく歌えるかどうか。でも、彼女は女優なので、下手でも大目に見てちょうだい」など楽しい諸注意事項に、客席から拍手と笑いが起きる。今回のファンミ、つかみはバッチリ!そして真紅のセクシーなワンピを着た本日の主役ハ・ジウォン(以下、ジウォン)が楽屋から出て来ていよいよステージにたどり着く映像が流れる。
ついに、ジウォン登場!と思いきや、なんとジウォンは客席後方から登場。しかも、アップテンポな楽曲にあわせて、ピンクのファーにキラキラジーンズ姿!意表を突く登場に度胆を抜かれたファンたち。
♪1「내가 제일 잘 나가(ネガ チェイル チヤル ラガ)」
もみくちゃになりながら「会いたかったですか!」と舞台に上ったジウォンは、バックダンサーを従え、この曲を歌って踊って大盛り上がり。
この曲は2NE1の大ヒット曲で「私が一番イケてる=I AM THE BEST」という意味。まさに今のジウォンにピッタリの選曲。
MC:今日の主役、“ヘンニム”、ハ・ジウォンさんです!(ヘンニムは、“お日様”という意味でジウォンの愛称)
ジウォン:(激しい楽曲でまだ息が上がっている)前回会ってからずっと皆さんに会いたかったです!(大拍手)
MC:今の曲は、「私が一番イケてる!」という歌ですね。
ジウォン:今、この瞬間世界中で一番幸せなジウォンでーす。(大拍手)
MC:始まりました。「2015年ハ・ジウォン2ndファンミーティング in TOKYO」です。大好きなハ・ジウォンさんが目の前にいますので大いに盛り上がっていきましょう。(映像で)歩いて来てそのまま登場かと思いましたが…。
ジウォン:皆さんを驚かせたい一心で瞬間移動しました。(笑)皆さんの近くで登場したかったので。どうでしたか?(大拍手)
MC:昨年の6月28日に東京でファンミーティングをして7か月がたちますが、その間どう過ごされましたか?
ジウォン:映画も写真集も作りました。昨年、皆さんとお会いした時に皆さんからたくさんの勇気をいただきましたので、その後、シンガポール・台湾でファンミーティングをしました。これもすべて皆さんのおかげです。そして、ついに今日皆さんの前に登場しました。
MC:(アジアツアーでの)台湾やシンガポールのファンミーティングでもものすごい声援が上がったようですので、皆さん負けないように!
ジウォン:今日も、みなさん、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!(大拍手。日本語の発音が愛らしい)
MC:今までいろいろな作品で様々なキャストを演じてくれましたが、一番愛着を持っているのは?
ジウォン:とても難しい質問です。…本当に難しい。私の出演した作品で演じた役はどれも心から愛するキャラクターばかりでした。
MC:では、日本のファンが一番興味を持っていると思うのは?
ジウォン:…きこうごう?(「奇皇后」を日本語で答えてくれた)皆さんがどのようなことを知りたいと思っているのか事前にリサーチしたんです。前回は、「シークレット・ガーデン」に対して大きな関心をお持ちでしたが、今現在は「奇皇后」ですよね。合ってますよね!(大拍手)
MC:「奇皇后」のロケ地に行ってらしたとか?
ジウォン:ええ。今日、皆さんと「奇皇后」の話をすることになったので、忘れていたら困るので撮影現場を訪ねてきました。楽しく遊んできた映像をお見せしようと思います。(律儀なジウォンはここで着替えのために退場)
<スクリーン:ロケ地ではしゃいだり乗馬をする映像>
韓国内でのロケは「龍仁MBCドラミア」。弓の訓練場やヤンがムスリ時代に働いていた掖庭宮、元の国の皇室の庭園などを紹介。途中、お面のタファン(?)との再現シーンや、みごとな乗馬も披露。(バックに流れる「愛の風」の楽曲がドラマ「奇皇后」の世界へみんなを誘う。ジウォン、オープニング映像に映った真紅の肩の大きくあいたセクシー&シックなワンピで登場)
MC:とても楽しそうでしたね。ロケ地に行くと当時の様子を思い出しますか?
ジウォン:ええ、今からまた撮影がしなければと思うくらいリアルに、いろいろなことが頭をよぎりました。いろいろ皆さんにお話ししたいと思います。
MC:「奇皇后」は本当に素晴らしい作品で、歴史ドラマで私は一番好きな作品です。皆さんもそうですか?(大拍手)
【「奇皇后」質問コーナー】
開演までにファンに書いてもらった質問がホワイトボードにびっしり貼り付けてある。
(ホワイトボードが上手にあり、それに気が付かないMCに、ジウォンが「私は気が付いていましたよ!」とかわいくアピール。笑。小首を傾げて質問メモをのぞき込む姿が激かわいい。ハートが大好きなジウォンがハート付の質問を3枚選んで回答)
Q:一番楽しかったシーンは?
ジウォン:たくさんありましたが、タファンと馬に乗るシーンがあったんです。半日の間馬に乗り続けて、その後3日間歩くのも辛いくらい大変でしたが、そのシーンを通してタファンと私の縁が深まっていくシーンだったので、大変ではありましたが、楽しい気持ちで撮影したので忘れられないシーンのひとつです。(拍手)
MC:ジウォンさんは何でもできますね。乗馬もとても上手。
ジウォン:ありがとうございます。あのシーンはまだタファンのことを愛してはいないんですが、ロマンチックな雰囲気を演出しなくてはいけなくて…。アクションシーンではありましたが、この二人は愛し合っているのかな?という微妙な雰囲気が必要でした。ですから、あのシーンは本当に短いものでしたが、ワンカットのために3日間撮影しました。(第4話)
Q:現時点で個人的にワン・ユ(高麗の皇帝、チュ・ジンモ扮)とタファン(元の皇帝、チ・チャンウク扮)とどっちが好き?
ジウォン:(質問者に)どちらが好きですか?
ファン:ワン・ユ!
ジウォン:まったく違うタイプですよね。ワン・ユは守ってくれる男性。タファンは仲は良くないけれど、一生懸命アタックして振り向いてもらおうと努力する人物。実は、元々はワン・ユが好きでしたが、少しずつ変わって来て…やはり私は女性ですので、少しずつそういう(タファン)男性に惹かれていくんです。ずっと「愛しているよ」と言い続けてくれて表現してくれる男性に惹かれてしまっています。どっちも素敵ですが、ジウォンとしては…タファン(大照れの姿がかわいい。もっとも、あくまでも演じた役でのお話し。はたしてドラマのヤン=スンニャンは?)
Q:次はどんなドラマ・映画に出演したいですか?次回作は?
ジウォン:楽しいもの。「奇皇后」が強烈なキャラクターでしたので、次はロマンチックでほのぼのしたラブストーリーに出演してみたいです。
MC:質問コーナーはいかがでしたか?
ジウォン:皆さんがどんな質問をしてくださったのか、全部知りたいです。(質問メモは後でまとめてジウォンに渡されることに)
MC:今回はスペシャルなダンスや歌を披露してくださるんですよね。
ジウォン:なぜ、ご存じなんですか?(オープニングのタイピング映像でファンは先刻承知!ジウォンは知らなかったようで、目を丸くして驚く!)
MC:舞台や映画、ドラマのジウォンさんは皆さんよくご存じですが、控室ではどんな様子なのか、気になりますね。
ジウォン:では、2回目のファンミなので、衣装替えする舞台裏を特別皆さんにお見せしましょう!(大拍手)カメラ監督さん!私の後について来て下さいね。(女優としては強い女性を演じることの多いハ・ジウォン。でも素顔はとてもかわいい女性。声のトーンも女優の時より高め)
【テレパシークイズ】
<スクリーン:着替えに行くジウォンの後を映像>
控室の前でジウォンからまさかのクイズ宣言!
(映像)ジウォン:今から皆さんに3分差し上げます。皆さんとテレパシーゲームをしましょう。次に私がどんなステージをお見せするのか当ててください。(スタッフから手渡された白いコートがヒント?)
MC:次の4曲から拍手で選んでください。
1.Let it Go!(『アナと雪の女王』より)
2.雪の華(中島美嘉の歌)
3.会いたかった(AKB48の歌)
4.ようかい体操(「妖怪ウォッチ」より)
白いコートがヒントになったのか、「雪の華」が圧倒多数。
MC:皆さんは、白いコートもあって「雪の華」が一番でした。歌うのは…。
ジウォン:皆さん。立ってくれますか?(ややや、ジウォンは確かに白のコートを着用しているが、どうもテンションが高い!足元はスニーカー。もしや‼)
♪2「会いたかった」
白いコートを脱ぎ捨てると、ミニの制服ルック!バックダンサーと一緒にかわいいダンス。ステージ狭しと走りまわって元気いっぱい歌い踊る。途中何度か振りを間違うのもご愛嬌。オープニングのタイピング通り。(客席大盛り上がり。レポートする記者のペンも踊り出す!)
ジウォン:ありがとうございます!
MC:この曲を選んだ理由は?
ジウォン:「会いたい」という歌詞で、大勢の皆さんがよくご存じの曲と聞き、一緒に盛り上がりたくてこの曲にしました。とっても楽しかったです。(大拍手)
MC:前回のファンミーティングでは、大好きなコーナーがあったんですよね。
ジウォン:ええ。「大声出しゲーム」です!
MC:今日も皆さんにして欲しということですよね。
ジウォン:皆さんからの歓声を聞きますと、パワーをもらえるのでまたやりたいです。私の方で、サインボールもご用意しました。
【大声出しゲーム】
客席を2分割してAチームvsBチームで、大声でどれだけ長く声出しできるかを競い、勝ったチームにサインボールが投げ込まれる。
●第1回戦
A・B各チーム:ジウォナー、サランヘ=ジウォンちゃん、大好きよ。
ジウォン:ナド、サランヘ~=私も愛しているよ~。鳥肌が立ちました。(決着がつかず、もう一度対決)
●第2回戦
A・B各チーム:ジウォナ、モシイッタ(ジォンちゃん、カッコいい)
ジウォン:大丈夫ですか?(せき込む人もいるほどの熱戦)本当に、力の限りの大声援に、どちらとも決められないので、公平にサインボールを投げ込みます。
ドラマでは男性顔負けの武術を披露するジウォンだが、バズーカ―でサインボールを投げ込むジウォンはか弱い。どうしても2階席に届かず、マネージャーにSOS。近くのファンにはジウォンが手投げ、手渡し、とうとう客席まで降りて小さなお子さんにサインボールを渡す大サービスも。
ジウォン:とっても幸せでした。ありがとうございます。今この瞬間を写真に撮りたいです。いいですか!
<全員で写真撮影>
ジウォン:イェーイ!今撮った写真をもらえないかもしれないので、自分のカメラでも撮っていいですか?(自撮り棒を付けた自身のカメラを持ち、ステージから降りて客席をぐるりと練り歩きながら撮影。これにはファンたち大興奮)
MC:おかえりなさい。嬉しそうですね。
ジウォン:前回のファンミーティングの時にも、私のカメラで撮った映像を時々見るんです。とてもよかったんで、今回も撮らせていただきました。(拍手)
【トークコーナー】
MC:明るくて、まさに“ヘンニム(お日様)”に相応しいニックネームだと思いますが、普段のジウォンさんは?
ジウォン:映画の撮影の時は少し時間に余裕があるので、山登りをしたり作品に関連する本を読んだりもします。最近は少し忙しいですが、そんなときほど家族と一緒に過ごそうと思っています。
MC:先日、ジウォンさんの家族の写真を見つけたんです。ご家族そろってとても美形なんですよ。弟さんは俳優ですが、本当に美しいです。お父さん似ですか?お母さん似ですか?(実弟は、「トキメキ☆成均館スキャンダル」「帝王の娘スベクヒャン」のイケメン俳優チョン・テス)
ジウォン:皆さんが判断してください。(写真があるのか?という問いかけに)いいえ、この場に私の母親がいます。姉も一緒に来ました。ありがとうオンマ!(お母さん)(客席1階後列に母親と姉が着席。スポットライトが当たると、立ち上がってご挨拶。頭の上で大きなハートマークを作ってくれ、ファンたち大興奮!)
実は、前回のファンミーティングがとてもよかったので、今回は母と姉を連れてきました。このファンミーティングが終りましたら一緒に美味しいものを食べたり、いろんなところを歩いたりするつもりです。オンマ、感謝します!(大拍手)
MC:ジウォンさんは、先日ご家族と楽しい時間を過ごされたんですね。
ジウォン:ええ、今回はわが家のキムジャンに参加してキムチを漬けたんです。(“キムジャン”とは冬の間に食べるキムチを晩秋から初冬にかけて漬けこむ年中行事)その際の映像を撮って来たのでご覧下さい。
<スクリーン:キムジャン参加風景>
これまで一度もキムジャンに参加したことがなかったジウォンが、270個の白菜キムチを手伝う。久々の親類たちとの再会に大喜びし、山積みの白菜にかわいくご挨拶したり、キムチ漬けの手順を紹介したり、上手に漬けたキムチをスタッフたちにも自ら食べさせてあげたりとLOVEたっぷりのキムジャン初挑戦の映像が流れる。
再登場したジウォンは、今度は白黒のミニワンピ。黒のヘアーバンドがかわいい。
MC:大量のキムチでしたね。
ジウォン:わが家が大家族で親戚の分も含めて全部で270個作りました。キムチチゲ、キムチチジミ、キムチチャーハンなどキムチを使ったお料理もたくさんあるので、たくさんつけました。(客席から「食べたい!」の声) 韓国にいらしてください。(笑)
MC:演技はもちろん、ダンスや歌、キムチまで作れるジウォンさん。何を着てもお似合いで。ジウォンさんはご自身の魅力が何処にあるのかわかりますか?
ジウォン:???
MC:では、ハ・ジウォンさんの魅力を徹底解剖します。
【ルーレットトーク】
ジウォンが回したルーレットの番号に対応した質問に答える。通常の番号以外に、客席から質問を受けるハートマークや、危ない質問の星マークなども。
MC:どんな質問でも答えてくださいね。(不安がるジウォンに)いいじゃないの~
ジウォン:ダメよ、ダメダメ!(ジウォンがやりたいと言っていた、日本エレキテル 連合のギャグ。客席大うけ!)
Q:(いきなりハートマークで客席からの質問)恋人選びで絶対に譲れない条件は?
ジウォン:“ユーモア”のセンスのある人がいいです。私自身楽しくて面白ことが好きなので、私を楽しませてくれる人がいいです。
Q:受けたいプロポーズは?
ジウォン:(大照れで)恥ずかしい。でもあくまでも私が聞きたい言葉ですよ。「君は本当にアメージングな女性だ」(驚くほど素晴らしいって意味でしょうね) でも、真心のこもった手紙一枚でもいいです。(大拍手)
MC:この中に、そんな手紙を書くことになる人がいるかも!
ジウォン:では、ここでジウォンにどうしても聞きたいという方、1名だけ受け付けま~す。(大勢が挙手する中、ジウォンが指名したのは、【大声出しゲーム】で活躍した少年。実はこの少年、昨年夏のファンミにも来ていた肝いりのジウォンファンだとこの後発覚する)
少年:僕のことを覚えていますか?夏のファンミーティングで質問したんです。
ジウォン:ヒョンビンのことを質問してくれたでしょう?(ちゃんと覚えている。しかも質問の内容まで)
少年:はい!お元気でしたか?(少年のしっかりぶりにみんな仰天)
ジウォン:7カ月前より身長が述べてびっくりしました。
少年:ありがとうございます。夏のファンミーティングから半年がたちましたが、好きな人はできましたか?(会場、爆笑!サイコー!)
ジウォン:ダメよ、ダメダメ!…まだ彼氏はできていません。本当に。
少年:頑張ってください!(最後まで決めてくれたL少年に客席から拍手喝さい)
MC:いつも元気なジウォンさんですが、時には寂しいときもあるかと思います。そんなときはどうしますか?
ジウォン:私はいつもエネルギーあふれる元気いっぱいですが、時にはセンチメンタルになるときもあります。でも、一番好きな言葉は「今、この瞬間」なんです。この言葉を思い出すと、もう少しこの瞬間を楽しめる気がして自分を大切にすることができる気がします。ですから、私にとっては今、皆さんと共にしているこの瞬間が最高だと思います。(大拍手)私が辛いときに聞く大好きな歌があります。これを聞くとこの瞬間を楽しむことができます。歌詞がとてもかわいくて、皆さんにこの曲をお届けしたいと思います。
上手く歌えなくて失敗しても大目に見てくださいね。
♪3「The Show」
(出だしにつまづき、仕切り直し)
この曲は、オーストラリアの歌手でシンガーソングライターのレンカ(Lenka)が、2008年にファースト・ソロシングルとしてリリースした楽曲。かわいい乙女の歌詞をジウォンがキュートに歌う。
<スクリーン:写真集、メイキングなどの映像>
台湾で撮り下ろした写真集からの映像⇒ハ・ジウォン HAJIWON’S SECRET 1st写真集 [BOOK+DVD] “ハ・ジウォン写真付き”
この日のファンミで魅せたキュートな姿だけでなく、素顔のジウォンやシックで大人なジウォンの魅力もたっぷり。
【写真集トーク】
ここからは白いソファーに着席してのトーク。再登場したジウォンは白い透け感のあるブラウスにオレンジのフレアースカートといった優雅なスタイル。
MC:歌ってくださった曲は女性たちに響く歌詞でしたね。
ジウォン:凄く下手でしたよね。(そんなことないです。とても素敵でした)今度はもっとちゃんと歌います。
MC:写真集の映像も流れましたが、これをみて勇気をもらいました。本当にきれいですね。
ジウォン:ありがとうございます。女優になって18年で、今回初めて写真集を出しました。(拍手)これまでドラマや映画の撮影の連続で、一度も休むことがありませんでした。今回、素晴らしい機会に恵まれ。「HAJIWON’S SECRE」という写真集を出すことになりました。かわいい写真を入れるより、写真を通してストーリーをお伝えしたいと思いました。それで、写真では伝えきれないことを映像で表現しました。(写真集にはDVDもついている)
MC:コンセプトは?
ジウォン:今回の写真集については、構成からコンセプト、衣装、小物のいたるまで一つ一つすべての作業に私が参加しました。ハ・ジウォンというのは本名でなく芸名です。本名は、チョン・ヘリムと言いますが、チョン・ヘリムからハ・ジウォンに変わっていく変化の過程や、女優としての苦悩や葛藤、私の中にある自由への想い、また、女優としての情熱をコンセプトにして写真や映像に通して作品にしました。
MC:そういう意味で作品タイトルの「シークレット」という言葉を使ったんですか?
ジウォン:本当にシークレットなんですけれど、この映像には一度も作品で見せたことのない私自身のシークレットがたくさん込められています。中には私のナレーションやノーメイクの気分でした独白もあります。朝ベッドから起きた時の姿など日常的な私の姿がたくさん込められています。
MC:写真集を作る中での面白いエピソードは?
ジウォン:この作品は台湾で撮影しました。台湾は自然環境も多く天候もいいということで選びました。ところが、「奇皇后」がとても人気があるようで、写真集の撮影の際に、パパラッチに追いかけられてしまったんです。運悪く、水着姿で海辺で撮影するシーンでパパラッチに遭遇しとても苦労しました。本当は、“自由”を表現したかったんです。デビュー以来、水着着用を控えるように言われており、披露する機会がなかったんです。それで、この機会にたくさんの水着を着ようと露出度の高い水着などもたくさん準備したんですが、パパラッチに追いかけられたために、そうした水着姿を披露することができませんでした。次回は是非披露したいと思います。(拍手)
MC:映像の中で、神秘的でファンタジーなまさに「シークレット・ガーデン」のような雰囲気がありましたが…。
ジウォン:私は、作品に臨むときに香りを通してインスピレーションを感じます。あの林の中は、私の自由な魂を感じることができました。
MC:どうすればジウォンさんのように、“お日様”のようにハッピーに生きられますか?
ジウォン:“今、この瞬間”という言葉も好きですが、“子供のように幸せにいたい”とも思っています。子どもは、あれこれ考えずに自由に飛び回って楽しみますよね。子どものような気持でいますと、何か一つ脱ぎ捨てることができて、自分自身も楽しめることができます。
MC:素敵な考え方ですね。今回の写真集で大きく変わったことは?
ジウォン:自分自身の枠を壊すことができたような気がします。先ほども言いましたが、私はジャンプするのが大好きですが、写真集では海辺を走って思いっきりジャンプをすることができました。子供のようにジャンプした瞬間、本当に幸せを感じることができました。写真を撮る間、瞬間、瞬間において自分の気持ちに忠実で幸せな気分を味わうことできました。
MC:自由を満喫した気分は?
ジウォン:とても幸せでした。もちろんドラマや映画の撮影でも幸せを感じていますが、写真集を撮っていたあの瞬間は、女優ハ・ジウォンではなく、一人の女性チョン・ヘリムに戻って思いっきり走る回ることができてとても幸せでした。忘れることのできない瞬間で、私にたくさんのパワーを与えてくれた瞬間でもありました。ああいった作業をすることで、自分が俳優業をすることができる感謝とこれからも頑張ろうという気分になりました。それを通して、今この瞬間、共にいる者や愛する人々と心の底から心を通わすということを学びました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいで、皆さんと心を通わすことができて本当にうれしいです。皆さん愛しています。ありがとうございます。(大拍手)
MC:実は、ファンの皆さんからもジウォンさんに伝えたい言葉があるそうです。
<スクリーン:ファンから届いた映像>
たくさんのファンから届いたジウォンへの愛が詰まったラブレターの映像リレー。ちびっこから学生、男性、女性、家族そろってなど、趣向を凝らした愛一杯のラブレター。(楽しいラブレター映像に客席のファンと一緒に笑っていたがジウォンだったが、「ありがとうございます」の言葉と一緒に頬には感動の涙)
ジウォン:客席(の照明)を明るくしてください。ありがとうございます皆さんのメッセージがこのような形で寄せられていたことを知りませんでした。(感涙しきり)
MC:ジウォンさんは、アジアツアーをされて今日本に戻ってきてくれましたが、アジアの多くのファンの皆さんに会った感想は?
ジウォン:私の作品をとても愛してくださる皆さんと会いたいと思っていました。6カ月前に初めてのファンミーティングを行い、それを皮切りに台湾・シンガポールでイベントを行い、日本に戻ってきました。最初のファンミーティングで皆さんからたくさんのパワーをいただき、ツアーを通してこんなにたくさん声援を送ってくださるファンの方がいらっしゃることを感じてとても感動しました。正直に話すと、俳優業をしていると辛い瞬間もたくさんあります。ですが、私のことをこんなにも愛してくださるファンがたくさんいること。そんな皆さんともっと頻繁に会うためには私自身が素敵な作品に出演、演じることしかないと考えが変わってきました。(大拍手)
MC:たくさんの愛を受けて、次の作品へのパワーになるんですね。今日はいかがでしたか?
ジウォン:前回のファンミーティングで皆さんと1歩近づき、今回はもっと近づたいと楽しみに思い、たくさんの準備をしました。もし、今回私に至らない点がありましたら、次の機会にもっともっと私の率直な姿をお見せし、もっともっと皆さんと近づける時間を作りたいと思います。今日、皆さんが私に対して熱い眼差しで見つめてくださったこと、立ち上がって拍手をくださったこと、そして私の行動にリアクションしてくださったことなどに感謝し、今日のこの瞬間を決して忘れません。私は、皆さんが下さったエネルギーを力の源として次の作品に一生懸命頑張って、一日も早く皆さんにお会いしたいと思います。(大拍手)ありがとうございます
MC:では、次に会う約束も含めて、最後に皆さんとハ・ジウォンさんの永遠を願いまして「ハ・ジウォン、フォーエバー」の掛け声で締めたいと思います。
会場全員で:HAJIWON’S Forever!
MC:では、ジゥオンさんの最後のステージをお願いします。
ジウォン:皆さん、本当にありがとうございました。本当に幸せでした。最後になって残念ですが、皆さんどうぞ一緒に歌ってください。
♪4「ナ チグム イ チャリエ」
ジウォンの曲。感動の涙をこらえながら可憐な声で歌うジウォン。
<スクリーン:客席に一人座るジウォンの映像>
当日、1時30分。開演2時間前の客席に一人座るジウォン。前回、7カ月前の初めてのファンミを思いだし、第2回目となるファンミに向かう心意気を静かに語る映像。
初回の日本でのファンミーティングが、アジアツアーのきっかけになったこと、こんなにも多くのファンに愛されていることが、今後の女優としての大きな力になると思います。
一生懸命たくさん準備したこのファンミで、皆さんが楽しんでもらえるように。また一歩、皆さんと近づけるようになればと願います。では、今から準備に行きます。もし、失敗しても大目に見てくださいね。今、この時間が一番ドキドキします。後でお目にかかりましょう!愛しています!
【握手会】
映像でのコメントでファンミーティングが終了。休憩を挟んで来場者全員との握手会を開催。
■取材を終えて
作品で観るハ・ジウォンは力強いイメージがするが、ファンミで会ったジウォンは、とってもキュートで可憐なイメージ。それでいてアップテンポな楽曲では力強く、バラード曲ではしっとりと、多様な姿を見せてくれた。
いつもなら記者は、イベントの後の握手会やサイン会には参加しないが、そのあまりのキュートさに魅せられ握手会も参加。
スンニャンの(ヤン)の時には弓を引き、剣を握った手だが、握手したその手はか細く柔らかい女性らしい手だった。
次回はメロウな作品に出演したいと彼女。素顔に近いキュートさで、どんな胸キュンの作品を見せてくれるのか大いに期待したい。