【HAJIWON Archive】ハ・ジウォン 映画【폰(The Phone・ボイス)】インタビュー「私、怖くてホラー映画見られません」2002.8.1

ジウォンオンニが主演を務めるホラー映画폰(The Phone・ボイス)
リマスタリング映像の再上映まであと1週間!🎬
リマスタリング映像は韓国のCGV限定で上映され、海外公開予定はないけど、
19年前に公開されたジウォンオンニのインタビューを読み返して、
意外な発見があって面白いので、ここで紹介できればと思います。💪🏻
先日、『ボイス』のインタビュー第1弾を紹介しましたが、
今日はもう一つのインタビュー記事をお届けします。

【HAJIWON Archive】ハ・ジウォン 映画【폰(The Phone・ボイス)】インタビュー「ホラークイーンですか? 一人では私が出演した映画も見られないのに…」2002.7.7


[スタークリック] ハ・ジウォン「私、怖くてホラー映画見られません」
[스타 클릭] 하지원 “저 무서워서 공포영화 못봐요”
2002.8.1

「私、実はホラー映画は観れません。 臆病すぎるんですよ。 私が出演した映画も一人では見られません。 試写会や友達と集まって一緒に見ます。」

ホラー映画『ボイス』(アン・ビョンギ監督)の公開(7月26日)を控えた俳優ハ・ジウォン(23、本名チョン・ヘリム)のニックネームは「ホラークイーン」(Horror Queen)。だが、彼女はホラー映画を見るのがとても怖いという。 甚だしくは映画撮影中にもあまりにも震えて恐怖に包まれるというのだ。

映画『ボイス』は携帯電話で正体不明のメッセージを受けて恐怖に苦しみ、相次いで死んでいく人々を追跡する雑誌社記者の物語。 ハさんはルポのフリーランス記者ジウォン役を引き受けた。

「幼い頃から記者にはどんなカリスマがあると思っていましたよ。 刑事と似ているようにも見えるし。 しかし、今は考えがかなり変わりました。 優しい方も多いし。」

●映画撮影でうなされたり

『ボイス』は彼女の4度目の出演作。 『同感(邦題:リメンバー・ミー)』を除いては『真実ゲーム』『友引忌』がすべてスリラー物だったため、「ホラークイーン」と呼ばれるに値するが、実際にずっと怖いという言葉を繰り返す。

「映画撮影をしながら、とても怖かったです。 暗い照明の下で一人で恐怖に震える演技をする時は、本当に身の毛がよだちました。 夢も見ました。電話に出るのが怖かったし、寝ていては目が覚めました。」

配役を一度引き受けると、夢でもその人物になるという。 ホラー映画を撮影する期間には、実際に金縛りに遭うことが多いということだ。 笑うと「半月目」になるハさんは、このように集中力が強い方だ。 高校の時も、参考書を何度も読むよりも、1冊を2度、3度も読破する執拗さを見せたという。 一番好きな俳優は『アザーズ』のニコール・キッドマンと『羊たちの沈黙』『パニック・ルーム』のジョディ・フォスター。

「ホラー物やスリラー物では女優が見せられる余地が本当に多いです。 演技力の向上にも役立ちます。 機会があれば、もっとホラーやスリラーに出演したいです。」

ハさんの眼差しがだんだん輝き、不敵さが蘇り始めた。 2000年初の映画『真実ゲーム』で大鐘賞新人女優賞を受賞したその眼差しだった。 『真実ゲーム』ではアン・ソンギさんと一緒に出演して緊張感を醸し出す。

「アン・ソンギ先輩のように国民俳優になりたいです。 それで、先輩のように演技にだけ専念して、ショー、バラエティ番組にはなるべく出ないんです。」

今は「国民俳優」という欲を持つほど演技に愛着を持っているが、ハさんはもともとごく普通の学生だったという。

先生の話をよく聞いて静かに生活していた優等生だった彼女に試練が迫ったのは高校1年生の時。父親の事業が厳しくなり、ソウルのミョンソン女子高校から水原ヨンシン高校に転校した。 転校して新しい環境に適応するのも大変だったのに、何人かの学生に仲間はずれにされ始めた。 「あなたはソウルから来たんだって」「整った顔だな」とハさんを苦しめたのだ。 とても大変だった。 朝5時に起きて山を走り回って勉強をしたが、集中できなかった。 外交官が夢だったし、美術の勉強も時々していたが、成績は少しずつ下向き曲線を描き始めた。 外交官が夢? 「お母さんが占いをしたのですが、外国を回りながら暮らさないといけないそうです。 また人前で色とりどりのスカートを着ると言ったそうです。 今は外交官ではなく芸能人になりましたが」

そうするうちに高3になった。 思いがけない幸運はこの時訪れた。 町内の写真館にかかっているハさんの写真を見て、あるマネージメント社から電話がかかってきたのだ。 母親と一緒に会社を訪れ、その後もCMを撮った。

「ついでに大学も演劇映画科(檀国大3年休学中)に進学しました。 もちろん学校でも先輩たちが『ご飯食べよう』と言ったら、無条件で『はい』と言ってついていく従順タイプの後輩でした。」

そんなハさんが『真実ゲーム』で荒々しく角材を振り回す演技をすると、周りの人たちは皆驚いた。 最初はハさんではないと思ったという。

このような彼女の隠れた「才能」は、歌手「ワックス」のミュージックビデオでも遺憾なく発揮された。 リハーサルの時は、のっぺらぼうと舞台を行ったり来たりしていたハさんが、本撮影が始まると急に別人に急変し、「パワーセクシーダンス」を吐き出したのだ。

元々遊びの席で踊ることもはばかっていた彼女だったので、マネージャーとコーディネートもみんなびっくりしたという。 同僚の芸能人らと頻繁に付き合うわけでもなく、時間があれば運動をするハさんだったため、さらに驚いたのだ。

「運動ですか?乗馬、ゴルフ、フィットネスを主にします。 乗馬は坡州やトゥクソムで、ヘルスはアセムでします。 ゴルフは5回レッスンを受けてフィールドに出ました。 まだ100はクリアできてません。 同じ所属事務所にいるチェ・スジョン、キム・ユミ先輩とたまに行きますね。」

運動が好きだという彼女の姿をもう一度見てみると、浅黒い肌にバランスの取れた体つきだった。

「肌は元々黒いです。 お母さんが私を妊娠した時、 ジャージャー麺をたくさん食べたから、そうなったそうです。 本当かどうかはよく分かりませんが。」

タレントのイ・ウンギョンさんは自分が妊娠した時、コーラを飲みすぎて子どもが黒くなったと言った言葉が思い浮かんだ。 とにかく健康そうな肌色だ。そして異国的だ。

ハさんの魅力を知った中国からも出演オファーがあり、20話のドラマ『アイラブ北京』もすでに撮影済みだ。 放映の時点を待っているところだ。 『アイラブ北京』は北京に進出した韓国の大企業会長の独り身の一人娘であるジョンミが韓国の青年と中国の青年の間で葛藤するメロドラマ。

「ジョンミは挑発的でセクシーな女性です。アメリカで留学生活をしている途中、中国に来て開放的な事故で周りの人々を驚かせます。 魅力的な配役だから気軽に引き受けました。 本格的な中国料理があまり合わなくてカップラーメンのお世話になりましたが。」

カップラーメンはもちろん、コンビニで売っている指ほどのソーセージも楽しむという彼女は、1男3女の2番目に生まれた。 姉は嫁いでいて、妹は幼児教育科の4年生だ。 ハさんは独り暮らしの習慣が身についたのとは違って、子供が大好きだそうだ。

「妹と私はまだ結婚もしていないのですが、子供がとても好きです。 演技を続けますが、後でお金をたくさん稼いだら幼稚園を運営したいです。 幼稚園の園長であるキム・ミスク先輩もとても格好いいです。」

●映画の中の011-9998-6644は監督の携帯電話

ベンチマーキングする先輩を多く抱えているハさんはカン・スヨン、チン・ヒギョン、チュ・サンミ、ペ・ドゥナ、チャン・ジニョンに続き、今年の富川ファンタスティック映画祭「フェスティバルレディー」を務めた。 映画『ボイス』は閉幕作として上映された。 何度も一般に公開されるとエピソードもできた。

「映画の中で011-9998-6644という携帯電話番号が出ると電話がたくさんかかってきました。元々、監督の電話番号ですよ。試写会が終わって夕食を食べる時、30秒に1回鳴ったよ。 だから私が一度電話に出てみました。 怖い声で『もしもし』って言ったら、 学生たちが驚いて切りました。映画が公開されると、恐怖の音をダウンロードする番号に変わると聞いた。」

これまでテレビドラマ『学校2』『秘密』『人生は美しい』『太陽の誘惑』で着実に演技授業をしてきた彼女は、映画により大きな魅力を感じるという。 これまでは「ホラークイーン」だが、今後はロマンチックコメディにも出演したいと考えている。 そして、歌と踊りの実力を組み合わせたミュージカルにも出演したいという。 映画『ムーラン・ルージュ』で発見したニコール・キッドマンの魅力をそのまま吸い込みたいというハさんから演技に対する情熱が感じられた。

生年月日:1979年6月28日 身長・体重:167cm・47kg 学歴:檀国大演劇映画科3年休学中 1998年KBS新世代報告100回特集「修学旅行」でタレントデビュー 2000年4月第37回大鐘賞映画祭新人女優賞(「真実ゲーム」)2000年12月第21回青龍映画賞助演女優賞(「同感」)2001年3月に第37回百想芸術大賞新人演技賞(MBCミニシリーズ「秘密」)、2002年7月6回富川ファンタスティック映画祭フェスティバルレディー出演 ドラマ:KBS「龍の涙」「学校2」「太陽の誘惑」、MBC「秘密」に出演映画:「真実ゲーム」「同感」「友引忌」「ボイス」

元記事:こちら


ロングインタビューで訳すのにちょっと時間がかかったけど、
『ボイス』のエピソードだけではなく、学生時代のエピソードも色々語られて、
とても読み応えのあるインタビューだから、どうしてもここで紹介したいです。😌

当時スリラー作品『真実ゲーム』『友引忌』『ボイス』を立て続けに出演した
ジウォンオンニが「ホラークイーン」と呼ばれたが、
本人はホラー映画が怖くて見られないとインタビューで明かした。
私、実はホラー映画は観れません。 臆病すぎるんですよ。
私が出演した映画も一人では見られません。
試写会や友達と集まって一緒に見ます。
映画撮影をしながら、とても怖かったです。
暗い照明の下で一人で恐怖に震える演技をする時は、
本当に身の毛がよだちました。 夢も見ました。
電話に出るのが怖かったし、寝ていては目が覚めました

それでもホラー映画やスリラー作品を選んだ理由は?
ホラー物やスリラー物では女優が見せられる余地が本当に多いです。
演技力の向上にも役立ちます。 機会があれば、
もっとホラーやスリラーに出演したいです

演技への情熱を感じて、お日さまらしい答えだな~と思うし、
ジウォンオンニは本当に昔からずっとブレないと実感しました。😌
そして『真実ゲーム』で共演されたアン・ソンギ先輩について、ジウォンオンにはこう話した。
アン・ソンギ先輩のように国民俳優になりたいです。
それで、先輩のように演技にだけ専念して、
ショー、バラエティ番組にはなるべく出ないんです

ジウォンオンニがあまりバラエティ番組に出ない理由はこのインタビューで明かしましたね。
だから作品の宣伝で出演したバラエティ番組はもちろん、
数年前に放送された『ハ・ジウォンのお姉さんとGOGO』、
『ガリレオ:目覚めた宇宙』はいろんな意味で貴重でした。😌

そしてジウォンオンニがこのインタビューで高校時代の大変な思い出について語りました。
ジウォンオンニが高校1年生の時、お父さんの事業が厳しくなり、
ソウルのミョンソン女子高校から水原ヨンシン高校に転校したが、
「あなたはソウルから来たんだって」「整った顔だな」と何人かの学生に仲間はずれにされた。😢

朝5時に起きて山を走り回って勉強をしたが、集中できず、
成績が少しずつ下向き曲線を描き始めたという。
当時は外交官が夢で、美術の勉強も時々していたそうです。
お母さんが占いをしたのですが、
外国を回りながら暮らさないといけないそうです。
また人前で色とりどりのスカートを着ると言ったそうです。
今は外交官ではなく芸能人になりましたが

ジウォンオンニは仕事でちょくちょく海外に行ったりして、
世界中に多くのファンを持っているから、ある意味で占いが当たったね。😁
そして高3になったジウォンオンニがスカウトされた。
きっかけは町内の写真館にかかっているお日さまの写真!📷
このエピソードはよく知られてますね。
写真館にかかっているお日さまを見つけたスタッフさんに改めて感謝。😌

余談ですが、ジウォンオンニがインタビューで言及した
「キム・ユミ先輩」は『ボイス』で共演されたキム・ユミさんだそうです。
数年前にキム・ユミさんの記事にジウォンオンニとのツーショットが公開されたので、
ここに貼っときます。💕『ボイス』で共演されたときに撮影した写真だそうで、
お二人ともとてもいい表情してて、個人的にはとても気に入ってます。🥰

前回紹介した『ボイス』のインタビューでも、
『ガリレオ:目覚めた宇宙』に出演したときも明かしたけど、
ジウォンオンには小さい頃にハーフだと勘違いされたほど肌が黒かった。
肌は元々黒いです。 お母さんが私を妊娠した時、
ジャージャー麺をたくさん食べたから、そうなったそうです。
本当かどうかはよく分かりませんが

これが本当か気になりますね。😁
外交官になるのが夢だったが、幼稚園を運営したいと
ジウォンオンニが19年前のインタビューで話してました。
妹と私はまだ結婚もしていないのですが、子供がとても好きです。
演技を続けますが、後でお金をたくさん稼いだら幼稚園を運営したいです。
幼稚園の園長であるキム・ミスク先輩もとても格好いいです

「ヘワダル幼稚園」?「1023幼稚園」?😁
「いつか俳優やアーティストの卵のための学校を開きたい」とジウォンオンニが
2014年のインタビューで話してたが、19年前は幼稚園を運営したかったんだね。
年齢的にはもう無理だけど、入園希望です。🙋🏻‍♀️😂

そして『ボイス』にまつわるエピソード…
前回の記事でも紹介したんですが、映画の中に登場する011-9998-6644という電話番号は
実際に監督が使っていた電話番号です。
映画の中で011-9998-6644という携帯電話番号が出ると
電話がたくさんかかってきました。元々、監督の電話番号ですよ。
試写会が終わって夕食を食べる時、30秒に1回鳴ったよ。
だから私が一度電話に出てみました。
怖い声で『もしもし』って言ったら、 学生たちが驚いて切りました。
映画が公開されると、恐怖の音をダウンロードする番号に変わると聞いた

あの電話をかけた学生たち、
まさかハ・ジウォンさんが電話に出るなんて夢にだに思わなかったでしょうね。😂
怖い声で「もしもし」と電話に出るジウォンオンニの遊び心がとても愛おしい。💗

この記事で 『アイラブ北京』という伝説のドラマについて触れたんですが、
撮影済みだったけど、何らかの理由で放送されなかった。
昔のインタビューを読むたびに思うんだけど、
ジウォンオンには本当にいい意味でブレないですね。🥰
映画『雨光』でどんな演技を見せてくれるのか、もう楽しみでしかない。💕

投稿者: sunshine1023

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