絵はまた違う私、画家ハ・ジウォンの世界 「描きながら癒されました」

ジウォンオンニの初個展INSTANT: The beginning of a relationship第2弾
「𝙄𝙉𝙎𝙏𝘼𝙉𝙏 : 𝙏𝙝𝙚 𝙗𝙚𝙜𝙞𝙣𝙣𝙞𝙣𝙜 𝙤𝙛 𝙖 𝙧𝙚𝙡𝙖𝙩𝙞𝙤𝙣𝙨𝙝𝙞𝙥 +α」
会場レポートを立て続けにアップしたんですが、
おととい、偶然にお日さまの個展を訪れた記者さんがとても素敵なレポートを公開したので、
ここでご紹介します。🌞


絵はまた違う私、画家ハ・ジウォンの世界 「描きながら癒されました」 [TD現場]
그림은 또 다른 나, 화가 하지원의 세계 “그리며 치유 됐어요” [TD현장]
2023.8.2

「画家ハ・ジウォン」に会ったのは本当に偶然のことだった。 7月、ホットプレイス聖水洞の通りを歩いている途中、あるポスターを目撃した。 「ハ・ジウォンの初展示会」と書かれたポスターだ。 興味深いことに、これらのポスターは狭い路地にあるサムギョプサル食堂に貼られていた。

「画家ハ・ジウォンの初展示会」がサムギョプサル屋のすぐ隣なんだって。 数歩だけ移せば展示会が無料で見られるなんて、職業精神を発揮して足を運んだ。 この日、この食堂を通らなかったら、ハ・ジウォンと作品について話し合う運の良いことは起きなかっただろう。 調べてみたら、ハ・ジウォンの行きつけの食堂だそうだ。

展示会は2階から始まった。 靴を脱いで入ってこいというスタッフの説明。 ホワイトセメントの間にかかったバーチャルヴィーナス(Virtual Venus)シリーズが目立つ。 顔のない人間たちが絡み合って、入り混じっている。 同じテーマの作品が与える感じがそれぞれ違う。 暗くてグロテスクな作品があれば、ある作品は派手で華やかだ。 共通点は皆同じ人間のように見えるが、よく見ると見た目がそれぞれ違うということ。 誰かの指は5本、誰かの指は3本といった具合だ。 じっくり見てこそ、一人ずつ違うということに気づくことができる作品だ。

「バーチャル世界の人間を眺めるハ・ジウォンの視線だろうか?」気になる瞬間、ハ・ジウォンが観覧客と共に登場した。 イベントかな? ファンや記者のように偶然展示会を訪れた人々の間にハ・ジウォンが立っている。 群れに混じって彼女の話を聞いた。 展示会の主人公であると同時にキュレーターであるハ・ジウォンの姿が見慣れないながらも新鮮だ。 ハ・ジウォンは観覧客に作品の意味について話しながらも、具体的な「長い説明」はしなかった。 感じと解釈は見る人の役目だというように簡潔なコメントだ。

俳優たちは(極めて主観的な判断だが)自分以外の他人に大きな関心がない方だ。 作品の中のキャラクター、仮想の人物に集中しなければならない俳優という職業的特性は、実際の世界と他者に集中する余裕を欠かす。 他人を観察することはキャラクターの性格と職業を表現するための仕事の道具だけに限定される場合が多い。 それだけ情緒的消耗が多いのが演技だ。

記者は俳優としてのハ・ジウォンだけ会ったことある。 エンターテインメント界でハ・ジウォンは演じる役柄に最善を尽くし、現場で怠けない演技者と評価されている。 女優たちが嫌うアクションシーンも直接撮影することで有名な俳優でもある。 実際、インタビューで会ったハ・ジウォンはいつも配役に没頭した姿だった。 俳優ではなく人間としての性向は、気づきにくい徹底的に俳優の面貌を装着したインタビューという意味だ。

当然のことだが作家、画家ハ・ジウォンの感じは全く違った。人間ハ・ジウォンを越えて、人間ハ・ジウォンが眺めた世界の感じが強烈に感じられる。 彼女はなぜ普遍の人々、他人に関心を持つようになったのだろうか。 「バーチャルシリーズ」の意味について聞いた。

「文字通り仮想世界の中にいる人々です。 ほとんど否定的に表現しますが、(私は)希望が欲しかったです。 いくら孤立した人でも、何とか人とつながるものです。 人は一人で暮らせないんですよ。 お互いが違うという多様性を認めれば、仮想の世界で結ぶ人間関係も希望になりうるということを言いたかったんです。 葛藤が多い最近じゃないですか。 人という存在は生きながら他人と関係を結ぶしかないので、その関係をうまく引っ張っていくためには努力が必要です。 (『バーチャルシリーズ』は)最近描いた作品ですが、それでまだ乾いていない作品もあります」

ハ・ジウォンは新型コロナウイルス感染症の流行、パンデミックを基点に自分を振り返る時間を持つようになったと話した。 俳優ハ・ジウォンはただ前だけを見ながら走り、考えも俳優というアイデンティティの中に留まった。 そのため、人間ハ・ジウォンを探る余裕がなかったという。 休憩中、彼女は「自分の深いところまで入ろうとした」と話した。 省察は自然に外部、世界への関心につながった。

「新型コロナウイルス感染症の後、すべての撮影が遅れ、思いがけず私を振り返る時間を持つようになったのです。 大変な時間でもありましたが、以前の私と変わったきっかけになりました。 俳優ハ・ジウォンではなく、人間ハ・ジウォンについて、そして私を取り巻く他人と世界について関心を持つようになり、展示会作品はその悩みと考えの表現です」

なぜ彼女が直接観客と会うのか分かった。 観客、他人との出会いはサプライズイベントではなく作品の延長線にあるのではないか。 見知らぬ人を恐れずに顔を合わせていた彼女は、観客の言葉に耳を傾けた。


ハ・ジウォンは様々な作品を説明し、第4次革命、AI、メタバース、資本主義について言及した。 ここ数年、絵を描きながら関心を持ったものだ。 彼女は「もうアーティストですね」という誰かの言葉に「『アーティスト』と言える人物は少なくとも世の中を変える人にだけ該当するようだ」として「スティーブ・ジョブズやイーロン・マスクのような人がアーティスト」と話した。

展示会は下の階から上の階に続く。 階段の間でハ・ジウォンの習作を見ることができた。 数多くのドローイング作品がこれまでの努力を物語っていた。 階段が高くなるほど実力も成熟した。

5階は節制された2階とは違って、華やかな色合いでいっぱいで未来志向的だ。 何もないキャンパーズにレーザービームが踊るように映し出される。 ビームのデザインもハ・ジウォンが直接デザインした。 窓から差し込む日差しも作品として活用した点が印象深い。 光と光の間に作品がある。 ある作品は横になって観覧し、ある作品は座って観覧できるので興味深い。 自然光から人為的なLED、レーザーまで光という道具を活用した作品が目立つ空間だ。 資本主義を風刺した作品もいくつか目立った。

作家ハ・ジウォンの目は自分を越えて他人と世界に向かっている。 より深く広くなった彼女を見ると、次の展示会が楽しみになるしかない。 自然に俳優ハ・ジウォンが迎える第2幕も気になる。 画家ハ・ジウォンは俳優ハ・ジウォンにどのような影響を及ぼしたのだろうか。

PS:ハ・ジウォン初の個展「INSTANT:THE BEGINNING OF A RELATIONSHIP」はアートスペースポラポで8月17日まで続きます。 火~日、11:00~18:00、月曜休館。

元記事:こちら


記者さんが訪れたヘワダルビルの近くにあるサムギョプサルのお店ですが、
お店にはジウォンオンニのサインとポスターが飾ってあって、
4月末にお日さまの個展に行った時にそこで食事したので、
記事を読みながら思わずニヤリとしてしまいました。🤭

さて、本題に戻ります。
4月上旬にジウォン作家の初個展が開催されるのを聞いて、正直一喜一憂だった。
直接ジウォンオンニの作品を見ることができて、1023として本当にワクワクドキドキだし、
楽しみでしかないけど、芸能人や有名人が画家としてデビューし、
不条理にネガティブなことを言われたり、批判されたりすることもあるから、
お日さまがそういう言葉で傷つけられたら悲しいな~と思ったりして…

でも4月に個展に行って、お日さまの作品、
そして来場した方々に作品に込めた想いを語り、真摯に向き合うジウォン作家の姿を見ると、
そういう心配は一気になくなった。なぜかというと…

ハ・ジウォンは女優としても、作家としても
予想を裏切るが期待は裏切らない、そして想像を超えてくるから

お日さまと来場者が作品について語ったり、交流したりする姿は本当に印象的だった。
これまでファンミーティングやサイン会で女優としてのお日さまと何度もお会いしたことがありますが、
作家としてのお日さまとは初対面で、これまで見たことのないジウォンオンニの姿を見ることができて、
なんだかとても感動してしまいました。💜

何よりもジウォンオンニが「関係の始まり、その刹那」をテーマにした作品に込めた想いは本当に素敵でした。
文字通り仮想世界の中にいる人々です。
ほとんど否定的に表現しますが、(私は)希望が欲しかったです。
いくら孤立した人でも、何とか人とつながるものです。
人は一人で暮らせないんですよ。 お互いが違うという多様性を認めれば、
仮想の世界で結ぶ人間関係も希望になりうるということを言いたかったんです。
葛藤が多い最近じゃないですか。
人という存在は生きながら他人と関係を結ぶしかないので、
その関係をうまく引っ張っていくためには努力が必要です

アートに対しての捉え方、感じ方は人それぞれですが、
ジウォンオンニが今回の個展や作品に込めた想いを知ってから、
改めて作品を見ると、とても感動したし、力が湧いてくるような勇気をもらった気がします。😌

なによりも個展を通じて、女優・作家・人間ハ・ジウォンと直接交流することができて、
私にとって、とても貴重な経験であり、一生忘れられない思い出でもありました。💗
こういう機会を設けてくれたジウォンオンニに心から感謝してます。🥰

個展に行かれた方々がSNSにアップしたレポートを読んでみると、
「女優、作家、人間としてのハ・ジウォンに惚れた」
「女優と作家としてのハ・ジウォンを応援します」というコメントが多いし、
記者さんもこんなに素敵な記事を書いてくださって、1023として本当に嬉しいです。❤️

これからも二足の草鞋を履くジウォンオンニを全力で応援したいと思います。🌞

投稿者: sunshine1023

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です