【HAJIWON Archive】ハ・ジウォンインタビュー「1歳1歳年を取れば取るほど俳優ハ・ジウォンとして成熟した姿を見せれば良いと思う」2016.12.15

⏳「HAJIWON Archive(ハ・ジウォンアーカイブ)」💖
『パーフェクト・プロファイラー 命がけの恋愛』のインタビューコレクション第17弾。
お日さまが4年前のインタビューで俳優として年を重ねることについて語りました。💫


[インタビュー]『命がけの恋愛』ハ・ジウォン「来年は40歳、先のことで悩まない」
2016年12月15日

ハ・ジウォンを見ていると、「歳月はもうこんなに早く過ぎたのか」と驚く時がある。 まだ20代と言っても信じるほどの童顔の彼女は、もう今年で俳優デビューして20年になり、来年はいつの間にか40代の入り口に入るという事実のためだ。

12月14日に公開された映画『パーフェクト・プロファイラー 命がけの恋愛』に出演したハ・ジウォンにソウル三清洞にあるカフェで会った。 最近、朴槿恵大統領と「キル・ライム」論議でビックリしたが、それでも久しぶりに明るいロマンチック・コメディに出演したハ・ジウォンは映画の中「ハン・ジェイン」というキャラクターのように明るくて陽気だった。

生まれつき明るく陽気なハ・ジウォンだが、これまでハ・ジウォンという俳優を眺める大衆のイメージは、ハ・ジウォンの性格とは大きく違った。 デビュー初期にはホラー映画『友引忌』と『ボイス』に立て続けに出演し、「ホラークイーン」というイメージが加わり、ドラマ『茶母(チェオクの剣』を皮切りに、イ・ミョンセ監督の『デュエリスト』、『第7鉱区』、スタントウーマン「キル・ライム」で出演したドラマ『シークレット・ガーデン』などの作品を通じて、「女戦士」というイメージが生まれた。

そのためか?『命がけの恋愛』にハ・ジウォンと一緒に出演したチョン・ジョンミョンはハ・ジウォンのファンだと明かしながらも、「自分だけの演技哲学があって、冷たそうです」とし、ハ・ジウォンが冷たい性格だと早合点した。 しかし、映画『命がけの恋愛』はハ・ジウォンという俳優の突拍子もない、溌剌とした魅力に出会える作品だ。 そしてしばらくの間、『奇皇后』や『いつか家族に(原題:許三観・ホサムグァン)』のように重い作品をしたハ・ジウォンにとっても久しぶりに明るく笑って撮影できる作品でもあった。

「『いつか家族に』を撮影しながら、重くて真剣な役を演じると、軽いシナリオやキャラクターが恋しかったです。 そうするうちに『命がけの恋愛』に出会いました。 私は元々性格が明るいんですよ。 重い役柄や大変なシーンだからといって、現場でわざわざ感情を掴んで、そういうこともしないです。 撮影前にも好きな音楽を聞いて、コーヒーやおやつを食べながらリラックスしています。」

「『命がけの恋愛』はロマンチック・コメディにスリラーがあって、また映画を見ると、スラップスティック(ドタバタ喜劇)のような部分もあります。 昔、『セックス イズ ゼロ』も新鮮だったのが、 悲しいながら笑えるじゃないですか? 『命がけの恋愛』もロマンチック・コメディですが、怖い部分もあり、そうして観客が予想できない地点にスラップスティックを思い浮かばせるコメディが登場するのです。 こんなキャラクターも初めてだし、そんな新しい感じもよかったです。」

『命がけの恋愛』でハ・ジウォンは様々な姿を披露する。 FBIプロファイラーであるイケメンチェン・ボーリンの前では彼が連続殺人犯かもしれないと疑いながらも、目にハートがキュンキュンと恋しく思う「ラブリージェイン」になり、幼なじみの交番巡査チョン・ジョンミョンの前では子供のように言い争って意地悪な「キュートジェイン」になる。 そして、連続殺人容疑者であり、近所の強盗であるオ・ジョンセとは会うと、必ず荒唐無稽に笑いを誘い、コミカルなカップルの真価を披露する。

「ウェディングホールでマネキンの真似をするシーンは本当に楽しかった。幼い子供のような発想で、私たちも幼い頃、子供たちがイタズラするようにずっと練習して、呼吸を合わせました。 オ・チョンセオッパと演じたシーンは特に息がピッタリ合うからこそ、笑うことができるシーンが多くて、本当にたくさん練習して、笑いながら撮影しました。

1978年生まれのハ・ジウォンは1996年、KBS『新世代報告 大人たちは知らない』の脇役で初めて演技に足を踏み入れた。 そのため、今年で演技を始めてちょうど20年が経ち、2017年には韓国式の年齢で40歳になる。 外見だけを見れば、まだ天真爛漫な20代前半のような顔だが、いつのまにか中堅俳優と呼んでもいいほど貫禄がついた。

「デビュー当時から実際の私の年齢より若い役をしてきたためか、特に年を取っていくのが遅いような気がします。『ファン・ジニ』でも10代の頃を子役ができると思ったんですが、私が直接演じていて、『ハナ ~奇跡の46日間~』も劇中のヒョン・ジョンファ役が20代初めなんですが、そんな役を直接演じたら、『ハ・ジウォン』という個人の時間が止まり、映画の中のキャラクターの年齢で生きるようになると思います」

「映画を撮る時は、私にとって年齢を認識させてくれる人がいないので、実感できないんですが、作品を一つ撮り終えて日常に戻ると、年齢を実感します。しかし40歳になるからといって、先のことで恐れだりはしないと思います。 前にイ・ミョンセ監督が私に『俳優には年齢がない』って 言ったんです。私は俳優だからこそ、70代の老人を演じることもできるし、今の私より若い役を演じることもできるんです。 ただ、私は何歳かというよりも、1歳1歳年を取れば取るほど俳優ハ・ジウォンとして成熟した姿を見せれば良いと思います」

生まれつき明るく朗らかに見えるハ・ジウォンだが、彼女にとっても俳優として大変で苦痛だった時間が多かった。 その度にハ・ジウォンはむしろ現場で悩みに対する答えを探し、俳優ハ・ジウォンの人生を楽しみながら、今の位置まで来るようになった。

「初めて演技を始めて、カメラもぎこちなくて、監督に叱られながら、俳優になる道が簡単ではないことが分かりました。 すべてが大変でした。『茶母(チェオクの剣)』をやってから、撮影現場が面白くて楽しいということを初めて感じました。 先日、イ・スンジェ先輩にも演技がますます難しいと訴えましたが、先輩に『おい、おまえ、演技は僕も難しい』と言われたんです。 それで、私が演技が難しいと悩むこと自体が幸せだと思いました。 今も大変な時は、毎日オーディションに落ちた新人の時を思い出します。 あの時と比べたら今はどれほど幸せですか? 感謝しながら生きないと。」

ハ・ジウォンは今日も笑いながら一日をスタートする。 昔は「俳優ハ・ジウォン」と「個人ハ・ジウォン」を区別できず大変で、「俳優ハ・ジウォン」に比べて、「個人ハ・ジウォン」の人生がみすぼらしいと思う時もあった。 しかし今、ハ・ジウォンは「Carpe Diem」(カルペ・ディエム、その日をつかめ。今を生きろ)という言葉を胸に刻んで生きている。

「来年には40代になるのですが、どうですか?俳優としてこれからどう活動するか考えてみましたか?という質問を受けたりもします。 私はこんな風に先のことで悩まないです。 どうせ後で悩むことになるでしょうが、先に悩んだからといって解決される問題でもないし、悩んでこそストレスだけ溜まって老いていくでしょう。 むしろ今は、爽やかに友達と遊んで、家族と笑いながら嫌なことを忘れて片付けてしまいます。」

「昔は作品が終わって、『個人ハ・ジウォン』に戻るのが本当に大変でした。『俳優ハ・ジウォン』の人生は面白いですが、『個人ハ・ジウォン』の人生は凄く退屈で、早く次の作品をしなければ、私が存在する価値もないと思いました。 しかし、ある瞬間からは『個人ハ・ジウォン』も大事だと考え始めました。だから今は作品が一つ終わったら、友達とお酒も飲んで、一人旅もしながら時間を過ごします。 次の作品を早くしなければならないという強迫を捨ててから、私の人生がもっとよくなりました。」

元記事:こちら


最近ツイッターを見てみると、ある外国人が『チョコレート』を見て、
ジウォンオンニが40代だと知り、「なぜ年を取らないの?」と凄く驚いたんです。😁
まっ、大抵の人が驚くでしょうね。
この前に「ジウォンさんは20代だよね?」と友達に聞かれて、
「実はジウォンさんは10年に1歳年を取ります」と冗談交じりで答えたんですが、
本人曰く…
デビュー当時から実際の私の年齢より若い役をしてきたためか、
特に年を取っていくのが遅いような気がします。
『ハ・ジウォン』という個人の時間が止まり、
映画の中のキャラクターの年齢で生きるようになると思います

そういう事か!妙に納得しました。
ところで、このインタビューで個人的に一番心動かされたところは…💗
私は俳優だからこそ、70代の老人を演じることもできるし、
今の私より若い役を演じることもできるんです。
ただ、私は何歳かというよりも、
1歳1歳年を取れば取るほど俳優ハ・ジウォンとして成熟した姿を見せれば良いと思います

言われてみれば、確かにそうなのかもしれません。😮
イ・ミョンセ監督の「俳優には年齢がない」の一言、納得しました。
それでもジウォンオンニは本当に素敵な年の重ね方をしてるな~と改めて実感。💘
年を重ねるにつれお日さまの演技が更に味わい深く素敵です。

インタビューの最後に…
昔は作品が終わって、『個人ハ・ジウォン』に戻るのが本当に大変でした。
『俳優ハ・ジウォン』の人生は面白いですが、
『個人ハ・ジウォン』の人生は凄く退屈で、
早く次の作品をしなければ、私が存在する価値もないと思いました。
しかし、ある瞬間からは『個人ハ・ジウォン』も大事だと考え始めました。
だから今は作品が一つ終わったら、友達とお酒も飲んで、
一人旅もしながら時間を過ごします。
次の作品を早くしなければならないという強迫を捨ててから、
私の人生がもっとよくなりました

昔の生活はすべて演技だったけど、俳優ハ・ジウォンではなく、
素のハ・ジウォンに戻り、その生活を楽しめるようになって本当によかったね。😌
「個人ハ・ジウォン」の生活で感じること、経験することは、
今後何かのインスピレーションになると思うし、
「俳優ハ・ジウォン」の演技に反映されるかもしれないから、
「個人ハ・ジウォン」の生活を思いっきり楽しんでほしいな~と記事を読みながら思いました。💖

投稿者: sunshine1023

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