先日、お日さまがMBNニュースのインタビューでアーティストとしての心境と変化を明かし、
女優としてもアーティストとしても格好良くて素敵な姿を見せてくれました。💕☀
ご存知の方がたくさんいらっしゃると思いますが、
お日さまとイ・ソル作家とチェ・ナリ作家のグループ展
【Here and Beyond 여기, 그리고 그 너머】が
2023年12月18日(月)からArt Space Polarpo6階で開催され、第1弾は2024年1月31日(水)まで延長され、
さらに第2弾は1月23日(火)から2月29日(木)まで開催されます。🌟
去る土曜日にオープニングパーティーとVIPチャリティーオークションが行われて、
チェ・ナリ作家もインスタに写真をアップしましたね。📷
ハ・ジウォン【Here and Beyond~作家との会話&VIPチャリティーオークション】 @ チェ・ナリ作家のインスタグラム 2024.1.29
だいぶ遅くなってしまいましたが、今日はここで【Here and Beyond】第1弾のときに
展示されていた3人のアーティストの作品をご紹介したいと思います。☀
時は遡り2023年12月18日(月)…年末は激務に追われていて、日帰りで行くしかないので、
マカオから香港に戻ってから、すぐに空港に向かって、深夜便でソウルへ。🇰🇷
この日の気温はなんとマイナス12度!🥶いつも行くカフェでエネルギーを補給してから、
Art Space Polarpoに行ってみると、エントランスには「Here and Beyond」のポスターがずらり!🌟
【Here and Beyond】のポスターですが、背景写真はイ・ソル作家が撮影した写真作品で、
真ん中の絵はお日さまとチェ・ナリ作家のコラボ作品「Virtual Venus X Utopia」です。
写真と絵の絶妙な融合がとても印象的で、個人的にはとても気に入ってます。☀🌙🌟
早速6階にあるArt Space Polarpoのギャラリーに行ってみると、
最初に目に飛び込んできたのは、おしゃれなグループ展のタイトル。
黒背景におしゃれなフォントで実にインパクトがありました。
作品をご紹介する前に、まずは今回のグループ展の企画趣旨をご紹介したいと思います。💕
HERE AND BEYOND
여기, 그리고 그 너머
이솔 | 최나리 | 하지원
미디어 채널의 다양화는 사람들의 개성과 취향의 다양화를 발전시키고 있다. 예전에는 연결이 되는 미디어가 소수여서 같은 프로그램을 보고 그것에 대해 이야기 하였다면, 지금은 내가 본 것을 상대방이 모르는 경우가 허다하다. 이는 소통의 어려움을 느낄 수도 있으며 서로의 공통점을 찾기가 쉽지 않기도 하다. 그 안에 다양성을 인정해준다면 서로 화합하여 살아갈 수 있겠지만 그와 더불어 자신의 컬러를 지키고자 선을 긋고 날선 방어를 하는 것 또한 강해지고 있다. 서로의 진실로 싸우는 사람들, 오히려 다양성이 다양화를 만들어 낸 것이 아니라 흑,백 논리가 더 가중되고 있는 느낌마저 든다.
개인이 가지고 있는 세계와 철학이 강해지면서 지역과 나라의 차이가 아닌 개개인의 차별화도 극대화 되고 있다. 이러한 각자의 세계에서 우리는 어떻게 관계하며 살아가야 할까?
이번 전시의 3인 작가들은 다른 주제, 다른 기법으로 작품 활동을 하지만 사람들과 함께 사는 삶에 대한 이야기이다. 특히 이번 3인 작가의 각각의 작가의 이상향적 세계관을 볼 수 있는 전시이다. 작가들은 작품을 통해 눈에 보이는 현실 그 너머의 공간에 대해서 이야기 한다.
최나리 작가의 유토피아 시리즈, 이 솔 작가의 The Ocean 시리즈, 그리고 하지원 작가의 연결(관계) 시리즈를 선보인다. 이는 작가의 개인적인 공간에 대한 이야기 이다. 그 공간에서 느끼는 작가만의 시각과 이야기를 담고 있다.
이번 전시에서 처음 공개되는 3인의 콜라보 작업은 서로 다른 질감의 작업들이 하나가 되는 작업을 통해 서로 다름의 연결과 화합을 느낄 수 있을 것이다.
출전 : 아트스페이스 폴라포
☆
HERE AND BEYOND
ここ、そしてその向こう
イ・ソル | チェ・ナリ | ハ・ジウォン
メディアチャンネルの多様化は、人々の個性と趣向の多様化を発展させている。 以前はつながるメディアが少数なので、同じ番組を見てそれについて話したとすれば、今は私が見たことを相手が知らない場合が多い。 これはコミュニケーションの難しさを感じることもあり、お互いの共通点を探すのが簡単ではない。 その中で多様性を認めてくれれば互いに和合して生きていけるが、それと共に自分のカラーを守ろうと線を引いて鋭い防御をすることもまた強くなっている。 お互いの真実で戦う人々、むしろ多様性が多様化を作り出したのではなく、白黒思考がさらに加重されている感じさえする。
個人が持っている世界と哲学が強くなり、地域と国の違いではなく、個々人の差別化も極大化されている。 このようなそれぞれの世界で私たちはどのように関係しながら生きていくべきなのか?
今回の展示の3人の作家たちは、異なるテーマ、異なる技法で作品活動をするが、人々と共に生きる人生に対する物語だ。 特に、今回の3人のアーティストのそれぞれのアーティストの理想郷的な世界観が見られる展示だ。 アーティストたちは作品を通じて目に見える現実その他の空間について話す。
チェ・ナリ作家のユートピアシリーズ、イ・ソル作家のThe Oceanシリーズ、そしてハ・ジウォン作家の連結(関係)シリーズを披露する。 これは作家の個人的な空間についての話だ。 その空間で感じる作家ならではの見方と話を盛り込んでいる。
今回の展示で初めて公開される3人のコラボ作業は、互いに異なる質感の作業が一つになる作業を通じて、互いに違いの連結と和合を感じることができるだろう。
出典:Art Space Polarpo
☆
HERE AND BEYOND
此地彼方
Lee Sol | Choi Nari | 河智苑 Ha Ji Won
媒體渠道的多樣化讓人們的個性和口味的多樣化發展下去。 如果說以前連結的媒體只有少數,所以大家會看著同一個電視節目並談論它,那麼現在很多時候對方不知道我所看過的是什麼節目。 這樣令人感到溝通的困難,也很難找到彼此的共通點。 如果當中去認可這種多樣性,就可以相互和諧地生活,但是與此同時,爲了守護自己的色彩,劃清界限,進行尖銳的防禦也越來越強。 因爲彼此的真實而鬥爭的人們,反而覺得多樣性不是創造多樣化,而是更加加重了黑白思考。
隨着個人擁有的世界和哲學的加強,不是地區和國家的差異,而是個人的差別化也在最大化。 在這樣各自的世界裏,我們應該如何維持關係並生活呢?
這次展覽的3名作家雖然以不同的主題、不同的技法進行作品活動,但講述的是與人們共同生活的故事。 特別是,這次展覽將展示三位作家各自的理想世界觀。 作家們通過作品講述了超越現實的空間。
展覽展出了Choi Nari作家的Utopia系列、Lee Sol作家的The Ocean系列、河智苑作家的連繫(關係)系列。 這是作家關於個人空間的故事。 展覽中包含了作家在那個空間裏感受到的視角和故事。
在這次展覽會上首次公開的三位作家的聯乘作品,通過不同質感而融爲一體的作品,可以感受到不同的連繫和和諧。
出處:Art Space Polarpo
4ヶ月ぶりに訪れたArt Space Polarpoのギャラリー。
去年ここで行われたお日さまの個展とは全く違う雰囲気になり、
3人のアーティストのそれぞれの個性と色が出てる作品がずらりと飾られていて、
作品の鮮烈なコントラストがとても素敵でした。🌟
ギャラリーの入り口の近くにはお日さまの「Virtual Venus」シリーズの新作、
そしてイ・ソル作家のコーナーではThe Oceanシリーズの作品が展示されています。
白い壁にビビットカラーの作品が映えますね。
こちらは2023年の大晦日に撮影したギャラリーです。
晦日に行われた「作家との対話」でイ・ソル作家がライブペインティングの時に描いた作品も展示されていました。🌟
真っ白な上品で洗練された美しい空間にいると、心が洗われるような気持ちになりますね。💗
まずはお日さまの作品をご紹介します!☀
HA JIWON
디지털화된 세상에
그벽너머
현실의 세상에서의
따뜻함을 말하고자 하는 작가
미디어에 노출된 지금 세대에서 관계는 너무나 쉽게 연결 되기도 하고단절되기도 한다 . 얼굴을 모르는 사람끼리 말하는 것이 쉽고 , 실제 얼굴을 본다면 못할 말도 온라인에서는 너무 쉽게 할 수 있다.
작가는 이런 익명성을 얼굴이 없는 사람의 몸으로 작품 에서 표현하고 있다 · 하지만 그것을 직시하는 것에 끝나는 것이 아닌 더 나아가 디지털 세계에서도 현실에서의 관계처럼 건강한 관계(연결되는 관계)를 만들어가고 구성해 나가야 한다고 이야기하고 있다.
작가의 그러한 시선은 끈끈하게 결속되어 있는 사람들의 모습으로 표현했다.이것은 디지털 세계에서도 지금보다 더 나은 인간관계를향해 나아가고자 하는 의지로 보인다
출전 : 아트스페이스 폴라포
☆
HA JIWON
デジタル化された世の中に
その壁越しに
現実の世での
暖かさを語ろうとするアーティスト
メディアに露出された今の世代で、関係はあまりにも簡単につながったり、断絶したりする。 顔を知らない人同士で話すのが簡単で、実際の顔を見れば言えないこともオンラインではあまりにも簡単に言える。
アーティストはこうした匿名性を顔のない人の体で作品で表現している。しかしそれを直視することに終わるのではなく、さらにデジタルの世界でも現実での関係のように健全な関係(つながり)を作っていき、構成していくべきだと話している。
アーティストのそのような視線は結束している人々の姿で表現した。これはデジタルの世界でも今まで以上に優れた人間関係に向けて進もうとする意志に見える
出典:Art Space Polarpo
☆
HA JIWON
在數碼化的世界裏
越過那堵牆
想要表達在現實世界中
那份溫暖的藝術家
在暴露於媒體的現今世代,關係非常容易連接和斷絕。 不知道對方面貌的人們之間很容易對話,實際碰面不能說的話在網上也很容易說出來。
畫家將這種匿名性以沒有臉的人的身體在作品中表現出來,但並不是只停留於正視,更進一步地說,在數碼世界中也要像現實中的關係一樣,建立健康的關係(連繫的關係)。
畫家那種目光以緊密團結的人們的形象表現出來。這表明在數碼世界中, 也要向着比現在更好的人際關係邁進的意志。
出處:Art Space Polarpo
去年Art Space Polarpoで開催されたお日さまの初個展
「INSTANT: The beginning of a relationship」の延長として、
お日さまが新しく描き下ろした「Virtual Venus」シリーズが「Here and Beyond」で公開されました。💕
黒背景の作品はお日さまが「Here and Beyond」のために新しく描き下ろした
「Virtual Venus」シリーズの新作で、初個展で公開された「Virtual Venus」の初期作品と
チェ・ナリ作家とのコラボ作品も今回の展示で見ることができます。🌟
「Virtual Venus」とは、 お日さまが顔のない人物が互いに複雑に絡み合っている姿で
匿名性の人間関係を表現し、デジタル化された世の中で人間関係がどのように変化するかについて語り、
さらにより良い人間関係に向かって進もうという意志を込めたシリーズです。
ピンクの足のオブジェはArt Space Polarpoのアーティストである
お日さまとイ・ソル作家のコラボ作品で、去年の個展でも展示されてました。💗
足のラインがとても美しいし、ショッキングピンクが目を引きます。
私のお気に入りの作品の一つです。
THE LEG OF VENUS
POLARPO (하지원 HA JIWON, 이솔)
2022 | Install chrome | 90 X 35cm
初日に「Here and Beyond」の展示を見に行くと、ギャラリーにはイ・ソル作家がいらっしゃって、
作品や展示の話など色々聞かせていただきました。
「今回のジウォンさんの作品の中で、特にどの作品がお気に入りですか?」とイ・ソル作家に尋ねられたんですが、
迷わず「この3枚の作品です」と即答しました。😌
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 72.7 x 60.6cm
写真では上手く伝えられないかもしれませんが、
パステルカラーの配色と色使いが本当にきれいでとても印象に残りました。
実物を見てみると、まるでパールみたいに輝いていて、ついつい見入ってしまいます。👀
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 72.7 x 60.6cm
初個展で展示された作品をご覧になった方は分かると思いますが、
赤、青、黒で描かれた初期作品より「Virtual Venus」シリーズの新作はさらに色鮮やかです。
どの作品もタッチや色使いがおしゃれで、
それぞれ違う魅力があって個人的にはとても素敵だと思います。😌
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 72.7 x 60.6cm
「初期作品よりさらに進化していてとても素敵だと思います」と言ったら、
イ・ソル作家もスキルを含めてお日さまの絵が驚くほど上達しているとコメントしました。😌
作品を見ると、お日さまがアートに対する真心と情熱がひしひしととても伝わってきて、
とても感動しました。🥹
一部の作品の前には椅子が設置されていて、とてもおしゃれな椅子だから、
作品として展示されているかな?と思いきや、
イ・ソル作家が「どうぞ座って絵を鑑賞してください」と仰ってました。😌
柔らかいBGMを聴きながら、ジウォンオンニの作品を見ることができて、本当に最高の癒やしでした。
余談ですが、今回ギャラリーで流れたBGMは映画『インターステラー』のOSTだそうです。
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 116.8 x 91cm
お日さまが初個展の時のドーセントでも説明したんですが、
デジタルの世界で人に対する偏見を表現するために、作品の中では手や足の指が4本しかない人もいる。
そして顔のない人でデジタル世界の匿名性を表現するのも本当に素晴らしいと思います。💗
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 162.2 x 112.1cm
この作品も私のお気に入りの作品の一つです。
白い糸のように絡み合ってる人々の姿が印象的だし、
青と紫などを基調とした色合いもグラーデーションも本当に美しくて、しばらく見入ってしまいました。😌
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 116.8 x 80.3cm
今回の「Virtual Venus」シリーズの作品の中で一番迫力とインパクトのある作品はやはりこの絵でしょう。
紫、緑、黄、オレンジ、青、赤など鮮烈な色使いはパステルカラーの作品とはまた違う魅力があって、
見た瞬間に目を奪われますね。👀
絵の前に置いてある赤い椅子との相性が最高で、ギャラリーの空間自体がアートそのもの!💗
余談ですが、この椅子もあるアーティストが手掛けた作品だそうです。
そして今回の「Here and Beyond」の見所といえば、アーティストたちのコラボ作品!
こちらはお日さまとチェ・ナリ作家のコラボ作品ですが、
初個展の時に展示されたVirtual Venusにチェ・ナリ作家のオリジナルキャラクターである
マト(Mato)とマヨ(Mayo)が登場しました。🌟
하지원 HA JIWON X 최나리 Choi Nari | VIRTUAL VENUS x Utopia
2023 | mixed media on wood panel 116.8 X 91cm
この作品にはジウォンオンニとチェ・ナリ作家のサインが入っています。💕
お日さまとチェ・ナリ作家のコラボ作品はもちろん、
個展第1弾の時に展示されていた初期作品であるVirtual Venusも再び見ることができて本当に嬉しかった。😌
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | Mixed media on wood panel | 162.2 X 130.3cm
Virtual Venusといえば、個人的には凄く好きな作品がありまして…
それはコーラルピンクのVirtual Venusでした!
コーラルピンクのキャンバスにパステルカラーの線が美しく絡み合っていて、
初めてこの作品を見たときにこの絵の色使いと構図に惹かれて、すっかり一目惚れしました。😍
イ・ソル作家に「この絵はKISS展でも展示されていましたね?」と聞いたら、
KISS展で展示されていたコーラルピンクのVirtual Venusは別の作品だったそうです。
하지원 HA JIWON | VIRTUAL VENUS
2023 | oil on canvas | 53.0 x 45.5cm
そしてイーゼルの上に飾ってあるこの作品!
そうなんです!2023年12月16日(土)に行われたVIPの内覧会でジウォンオンニが
ライブペインティングを披露して、即興的に描いた作品はまさにこの絵でした!🥰
ちょうどギャラリーにいるときに、ジウォンオンニがインスタにライブペインティングの写真をアップして、
テンションが上りまくりました。🤭
イーゼルの裏はこんな感じです。🌟
作品の大きさにちょっと驚きました。
イ・ソル作家がお日さまのライブペインティングの動画を見せてくださったが、スケッチブックを見ながら、
踊ってるかのようにリズミカルに絵を描くお日さまは本当に最高に格好良くて、
動画を見ながら、思わずうわ~💕と感嘆を上げてしまいました。
イ・ソル作家は「後ほどインスタに動画をアップします」と仰って、
その日の夜にPolarpoでお日さまのライブペインティングの動画が公開されましたね。🎬
「ジウォンさん、1枚の絵を完成するまでどのぐらい時間かかりますか?」とイ・ソル作家に聞いてみると、
お日さまはアイデアが浮かぶと、止まらずに描き続けるから、深夜まで夜ふかしして、
絵を描く時もあったという。🥺
その話を聞くと、お日さまがアートに対する情熱と真心に感動せずにはいられないし、
もっと尊敬して、もっと応援したくなりますね。💕
今回の展示でジウォンオンニが初めてライブペインティングに挑戦する作品まで見ることができて、
本当に感無量だし、お日さまは本当に女優としてもアーティストしても
最高にかっこいいだな~と実感しました。🌟私からの素人的な質問にも丁寧に答えてくださって、
アーティストとしてのお日さまのエピソードまで色々聞かせてくださったイ・ソル作家に心から感謝致します。💗
本当に貴重な話がたくさん聞けてとても感動しました。
余談ですが、個人的にはArt Space Polarpoのアーティストたちが愛用している
絵の具まみれのイーゼルが特に気に入ってます。😍
このイーゼルは個展第1弾のときに5階のギャラリーで
お日さまとイ・ソル作家のコラボ作品とともに展示されていたけど、
イーゼルに描かれた「When the beat stop, I’ll be dead」のフレーズが特に印象に残りました。
今回の展示ではお日さまとチェ・ナリ作家の作品を見ることができて、
それぞれのアーティストらしさのコントラストにほっこり。💗
BGMとして流れている映画『インターステラー』OSTの美しい音楽にも癒されました。
去年Art Space Polarpoに何度も行ったことがありますが、
オーロラカラーの窓から暖かい日差しが差し込んで、居心地が最高だし、
本当に美しい空間で、時間帯によって雰囲気が全然違うから、本当に素敵な空間でした。😌
続いてはチェ・ナリ作家の素敵な作品をご紹介したいと思います。💕
まずは今回の展示で展示されているチェ・ナリ作家の「ユートピア」シリーズの紹介を見てみましょう。👀
최나리 CHOI NARI | Utopia 11.
2023 | acrylic on canvas | 91 x 73cm
CHOI NARI
욕망과 욕구를 마주하는
순간을 담아내는 작가
‘유토피아’라는 공간은 최나리 작가의 페르소나인 마토와 마요가 함께 살아가는 공간이다. 이 공간은 우리가 삶을 살아 가면서 경험하게 되는 여러 가지 선택과 배제, 욕망과 욕구 들을 마주한 순간을 보여준다. ‘유토피아’ 시리즈는 최나리 작가의 ‘꿈’의 공간이다.
최나리 작가가 만든 ‘유토피아’ 안에서 둥근 마토와 각진 마요가 각자의 모습으로 공존하며 살아가는 모습을 담고 있다. 그 안에는 다양한 모양의 도형들이 서로 어우러져 있다. 각자의 모습과 욕망이 버무려져 있는 공간을 선과 밝은 색감으로 표현했다. 마지막으로 긋는 검은 선은 그 안에 모든 것들은 연결해 주는 역할을 한다. 꿈속에 있는 듯한 느낌의 이 공간은 작가가 바라는 이상향의 공간을 이미지화한 작품이다.
☆
CHOI NARI
欲望と欲求に向き合う
瞬間を描く作家
「ユートピア」という空間はチェ・ナリ作家のペルソナであるマトとマヨが共に生きていく空間だ。 この空間は私たちが人生を生きながら経験するようになる色々な選択と排除、欲望と欲求に向き合った瞬間を見せてくれる。 「ユートピア」シリーズはチェ・ナリ作家の「夢」の空間だ。
チェ・ナリ作家が作った「ユートピア」の中で丸いマトと角張ったマヨがそれぞれの姿で共存しながら生きていく姿を描いている。 その中には多様な形の図形が互いに調和している。 それぞれの姿と欲望が合わさっている空間を線と明るい色味で表現した。 最後に引く黒い線は、その中のすべてのものを連結する役割をする。 夢の中にいるような感じのこの空間は、作家が望む理想郷の空間をイメージ化した作品だ。
☆
CHOI NARI
繪畫出面對慾望和慾望的
瞬間的藝術家
《烏托邦 Utopia》這個空間是CHOI NARI畫家的表象人格Mato和Mayo一起生活的空間。 這個空間展現了我們在生活中經歷的各種選擇和排除、慾望和慾求的瞬間。 《烏托邦》系列是CHOI NARI畫家的”夢想”空間。
在CHOI NARI畫家制作的《烏托邦》中,繪畫出圓圓的Mato和棱角分明的Mayo以各自的姿態共存生活的樣子。 畫中有各種形狀的圖形相互交融。 將各自的姿態和慾望融合在一起的空間用線條和明亮的色彩表現了出來。 最後畫的黑線擔當了連繫所有東西的作用。 彷彿置身於夢中的這個空間是將畫家將她理想中的烏托邦形象化的作品。
チェ・ナリ作家の作品はとてもカラフルで、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを放ちます。💗
今回は「Utopia」というテーマの作品、
そして女性であるマトというキャラクターが登場する「Sexy Mato」と題した作品をご覧になれます。
チェ・ナリ作家の作品に登場するメインキャラクターマトとマヨですが、
もしかしたら?🤭と思いながら調べてみると…
マヨはマヨネーズチューブ、マトはトマトケチャップなのです!
こういうトリビアを知ると、作品2倍楽しめますね。😌
최나리 CHOI NARI | Utopia 13.
2023 | acrylic on canvas | 73 x 61cm
최나리 CHOI NARI | Sexy Mato6.
2021 | acrylic on canvas | 53x45cm
최나리 CHOI NARI | Sexy Mato18.
2021 | acrylic on canvas | 53x45cm
최나리 CHOI NARI | 최나리 | Sexy Mato5.
2021 | acrylic on canvas | 45.5×45.5cm
최나리 CHOI NARI | 최나리 | Utopia 12.
2023 | acrylic on canvas | 73x61cm
최나리 CHOI NARI | 최나리 | Sexy Mato20.
2021 | acrylic on canvas | 53x45cm
チェ・ナリ作家の作品はカラフルでポップな感じで、
明るい色で表現するのが好きだと作家さんが仰ってました。
そしてマヨネーズで表現される男性キャラクターと、ケチャップで表現される女性キャラクター、
表情のないキャラクターで欲求、本能など人間の本質を語るコンセプトがとても面白いです。😌
최나리 CHOI NARI | Utopia 10.
2023 | acrylic on canvas | 80 x 100cm
去年の晦日に行われた「作家との対話」で初めてチェ・ナリ作家とお会いしたが、
本当に美しくて可愛らしい方で、ジウォンオンニもチェ・ナリ作家はとても心優しい方だと仰ってました。🥰
今回の展示でそんな素敵な二人の作品を見ることができて本当に嬉しいです。💕
최나리 CHOI NARI | Utopia 8.
2023 | acrylic on canvas | 73x91cm
最後はArt Space Polarpoのアーティストであるイ・ソル作家のThe Oceanシリーズコーナー。📷
LEE SOL
생활 속에서 오는 영감의
‘그 순간’을 작업하는 작가
스킨스쿠버를 하던 어느 날 암흑 같은 바닷속에서 죽음의 두려움이 차올랐고, 그 두려움 속에서 헤맬 때 시선을 위로 전환하니 빛이 내려오는 수면이 보였다. 그 순간 두려운 감정이 모호해지면서 이 공간이 아름답게 느껴졌다. 작가의 이 경험은 「죽음과 삶의 경계를 결정짓는 것은 무엇인가?」라는 질문을 던졌고, 이는 이 솔 작가의 ‘The Ocean’ 시리즈의 시작이다.
「우리에게는 죽음의 두려움을 느낄 수 있는 공간이 바다 생물들에게는 오히려 삶의 공간인데 온전히 위험하다거나 안전한 공간이라는 것이 있는 것인가? 」 라는 경계의 모호함에 대해 질문을 던지는 작품이다. 작가는 작업을 할 때 상하를 반전하는 작업을 통해 위와 같은 이분법적인 시각의 전환을 보여주고 있다. 우리가 생각하는 그 경계가 절대적인 진리가 아닐 수도 있다는 시각과 그 기준은 무엇이며, 누가 정하는 것인가에 대해서 계속해서 질문하는 작업을 하고 있다.
☆
LEE SOL
生活の中から来るインスピレーションの
「その瞬間」に取り組んでいる作家
スキンスキューバをしていたある日、暗黒のような海の中で死の恐怖が満ち、その恐怖の中で迷う時に視線を上に転換すると、光が降りてくる水面が見えた。 その瞬間、恐ろしい感情が曖昧になり、この空間が美しく感じられた。 作家のこの経験は「死と生の境界を決めることは何か?」という質問を投げかけ、これはイ・ソル作家の「The Ocean」シリーズの始まりだ。
「私たちには死の恐怖を感じることができる空間が海の生物たちにとってむしろ生活の空間なのに、完全に危険だとか安全な空間というものがあるのか? 」 という境界の曖昧さについて質問を投げかける作品だ。 アーティストは作業をする時、上下を反転する作業を通じて、上記のような二分法的な見解の転換を見せている。 私たちが考えるその境界が絶対的な真理ではないかもしれないという見解とその基準は何であり、誰が決めるのかについて引き続き質問する作業をしている。
☆
LEE SOL
一位創作靈感來自生活中的
“那一刻”的藝術家
潛水的某一天,在黑暗的海底充滿了死亡恐懼,在恐懼中徘徊時,視線向上轉移,看到了光線照射下的水面。 在那一瞬間,恐懼的感情變得模糊,感覺這個空間非常美麗。 畫家由這個經驗提出了”決定生和死的界線是什麼?”這個問題,這是LEE SOL作家《The Ocean》系列的開端。
“對我們來說,感受到死亡恐懼的空間對海洋生物來說反而是生存的空間,究竟有沒有完全危險或是安全的空間呢? 」 這是對模糊界線提出問題的作品。 藝術家在創作時通過顛倒上下的工作,展現了上述二分法視角的轉變。 我們正在不斷提問我們認爲的界限可能不是絕對真理的觀點及其標準是什麼,是誰制定的。
イ・ソル作家は映像監督で、お日さまが出演したプルミルのCMと
ガリレオのスペシャル映像「Meet Again」にも手掛けたが、
アーティストとして活動していて、様々な展示に絵や写真作品を出展したりします。📷
今回の「The Ocean」シリーズもイ・ソル作家がスキューバダイビングの時に撮影した写真作品で、
水底を現実の世界、水面を理想の世界に例えて、そして生と死の境界を表現するのがとても素敵だと思います。🌟
이솔 LEE SOL | Vague : secrets of the deep (edt. 1/10)
72.7×48.5cm / pigment print on fineart paper /2023
이솔 LEE SOL | Vague : secrets of the deep (edt. 1/10)
53 x 35.3cm / pigment print on fineart paper /2023
이솔 LEE SOL | Vague : secrets of the deep (edt. 1/10)
38 x 91cm / pigment print on fineart paper /2023
個人的に特に好きな作品はこの「Vague : universe」でした。
スキューバダイビングの写真をショッキングピンクに加工して、さらに写真の上に絵を描く!📷🎨
そもそもこういう作品がとても好きだし、構図がとてもきれいで、しばらく見入ってしまいました。😌
よく見てみると、作品の真ん中に「My Universe」と書いてあります!👀
이솔 LEE SOL | Vague : universe (edt. 1/2)
116.7 x77.8cm / pigment print on fineart paper /2023
そしてもう一つ印象に残る作品は、
生と死の境界をテーマにした「Vague : border between life and death」。📷
スキューバダイビングをして、海の中で死の恐怖を感じたが、ふと見上げると、
水面から光が差し込んで、いきなり恐怖が消え、海の中の美しさを感じるようになり、
「生と死の境界を決めることは何か?」と考えるようになったという
イ・ソル作家の実体験から生まれたこの作品は実に幻想的だし、
見ながらまるで宇宙に行ったような気分になりました。🚀
이솔 LEE SOL | Vague : border between life and death (edt. 1/10)
72.7×48.5cm / pigment print on fineart paper /2023
ジウォンオンニが去年VOGUEのインタビューで…
「イ・ソル代表と世の中を眺める目や考えがとても似ているので、
一緒にPolarpoを立ち上げることにしました。
作業する時も自由に挑戦しながら、
私ならではのスタイルが出てくるように手伝ってくれました」
と明かしたんですが、改めてイ・ソル作家の作品を見て納得しました。😌
今回の展示でしか見れない作品といえば…
イ・ソル作家とチェ・ナリ作家のコラボ作品「Vague : border between life and death x Utopia」!
こちらも生と死の境界をテーマにした写真作品ですが、
神秘的な海の中で、水面から光が差し込んで、まるで真珠のようでキラキラと輝いている写真は本当に美しいし、
チェ・ナリ作家のポップな絵との融合は最高でした。😌
特に上部のインクスプラッシュは近くで見ると本当にきれいで、初めて実物を見たときにとても感動しました。🌟
余談ですが、1月27日(土)に行われたVIPイベントで、
アーティストたちのコラボ作品のチャリティーオークションが行われて、この作品も売約済みでした。
이솔 LEE SOL X 최나리 Choi Nari | Vague : border between life and death x Utopia
mixed media on white velvet 116.7 x 78cm, 2023
大晦日にギャラリーに行ってみると…
30日の「作家との対話」でイ・ソル作家がライブペインティングの時に描いた作品も展示されていました。🌟
白いキャンバスから作品が完成するまでの過程を見ることができて本当に感動しました。
お日さまが5年前に行ったアート・バーゼルがきっかけで、美術館に足を運ぶようになったけど、
アートにはまだまだ疎い…作品たちがどのように作られていたのか、
作品の話など貴重な話を聞かせていただいて、とても勉強になりました。
改めてイ・ソル作家に感謝です。
「Here and Beyond」の会場レポートと作品紹介はここまで!
お日さまの作品と展示を紹介する記事を書く時に、
どうすればお日さまの作品や展示の魅力を伝えることができるのか?ってとても慎重に考えて、
色々悩んでました。トップ女優が新人アーティストとして活動するのは決して簡単なことではないので、
めけずに頑張っているジウォンオンニをもっと尊敬して、もっと応援したくるし、誇りに思っています。🥰
拙文ではありますが、少しでもお日さまを始め、
アーティストたちの作品の魅力を感じて頂けると嬉しいです。☀
そして機会があれば、ぜひArt Space Polarpoまで足を運んで、お日さまの作品をご覧ください。💗
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余談ですが、展示初日に作品を見てから移動しようと思ったら、
お日さまはちょうど用事があってギャラリーにやってきました。😍
ジウォンオンニは普段ギャラリーにいないので、
まさか会えるとは思わなかった。本当に嬉しいサプライズでした。
ちなみにイ・ソル作家によると、私はこの展示の最初のお客さんだそうです。🤭
マイナス12度だったが、お日さまのおかげで、心の奥がじんわりと暖かくなりました。
宇宙で一番素敵なジウォン画伯!とても感謝しているし、愛してますよ~💗