『カーテンコール』で輝いたハ・ジウォン!『カーテンコール』を見て涙腺がゆるむ名場面は?

去年放送されたKBSドラマ『カーテンコール』!📺
ホテル楽園の総支配人パク・セヨン、そして若い頃のチャ・グムスン役で
一人二役に挑戦するジウォンオンニの演技がネットニュースで取り上げられたので、
ここでご紹介したいと思います。💕


「コラム」康熙奉(カン・ヒボン)のオンジェナ韓流Vol.254「『カーテンコール』で輝いたハ・ジウォン」
2023.1.18

韓国KBSで放送された『カーテンコール』は、カン・ハヌル、ハ・ジウォン、コ・ドゥシムの3人が主演を務めていた。その中で、1人2役でドラマを大いに輝かせたのがハ・ジウォンであった。

激動の時代を生きたグムスン

コ・ドゥシムはホテル楽園の会長チャ・グムスンに扮していて、その孫がハ・ジウォンの演じたパク・セヨンだ。

彼女は兄がホテル楽園を売却するのに大反対して、祖母が築き上げたホテルを必死に守ろうとしていた。

特に、支配人として現場を熟知して適切な仕事ぶりを見せるパク・セヨンをハ・ジウォンはハツラツと演じてドラマを盛り上げた。

そればかりではなかった。ハ・ジウォンはグムスンの若いときの姿も演じていた。

当時のグムスンは北朝鮮に住んでいた。そこでカン・ハヌルが演じた夫とめぐりあったのだが、2人は子供を授かった後に朝鮮戦争の混乱の中で離れ離れになってしまった。

こうして韓国に1人で住むことになって必死に生き抜いたグムスン。クッパの商いから身をおこしてホテル王にまで上り詰めたのだが、激動の時代をたくましく生きたグムスンをハ・ジウォンは哀感をこめて演じきった。

まだまだ成長途上

『カーテンコール』は、余命3カ月になったグムスンが北朝鮮にいる孫に会いたいことを察して室長のチョン・サンチョル(ソン・ドンイル)が孫を探すところから始まる。

しかし、孫は悪事を働く男だった。これではグムスンに会わせられない。そこで、サンチョルは代役として韓国の無名の俳優を孫に仕立てていく。その代役を演じたのが、カン・ハヌルが扮したユ・ジェホンである。

つまり、カン・ハヌル自身も1人2役であった。

現代版では、ハ・ジウォンもカン・ハヌルとラブロマンスを繰り広げていく。年上のハ・ジウォンも若々しい演技を見せて、抒情的な姿を何度も見せていた。

すでに20年間にわたって主役俳優として韓国ドラマを牽引してきたハ・ジウォン。彼女は本当に息が長い女優だが、まだまだ成長途上であると言える。『カーテンコール』でも目を見張るような新鮮な演技を披露していた。そのことを『カーテンコール』でたっぷり実感できたことはとても嬉しかった。

元記事:こちら


『カーテンコール』は16部作ですが、
この前にジウォンオンニが演じたセヨンとクムスンのシーンだけカットして見てみると、
お日さまの登場時間は6時間しかなくて、他の作品と比べて正直出番がそんなに多くなかった。🥲

それでもお日さまが『カーテンコール』で見せた繊細な演技は本当に印象的で、
その存在感が半端なかったから、記事を読みながら、

「1人2役でドラマを大いに輝かせたのがハ・ジウォンであった」
「激動の時代をたくましく生きたグムスンをハ・ジウォンは哀感をこめて演じきった」

というコメントに思わず頷きました。😌

記事の最後に…

「すでに20年間にわたって主役俳優として韓国ドラマを牽引してきたハ・ジウォン。
彼女は本当に息が長い女優だが、まだまだ成長途上であると言える。」

と筆者がコメントしたんですが、「成長途上」はどちらかというと、
「未成熟」というニュアンスがあるから、
成熟した演技を見せてきたお日さまには多くの可能性が秘められていると
言った方がいいではないのかと思ったりして…

『カーテンコール』といえば、同じ筆者さんが書いた記事がいくつかアップされたので、
ここでご紹介したいと思います。


【泣けて笑えてまた泣ける傑作】『カーテンコール』を見て涙腺がゆるむ名場面は?
2023.2.19

『カーテンコール』はとにかく俳優陣が超豪華だ。キャストと役名を紹介すると、カン・ハヌル(ユ・ジェホン)、ハ・ジウォン(パク・セヨン)、コ・ドゥシム(チャ・グムスン)、クォン・サンウ(ペ・ドンジェ)、ソン・ドンイル(チョン・サンチョル)となっている。

物語は、コ・ドゥシムが演じるホテル「楽園」の会長チャ・グムスンが余命3カ月になり、北朝鮮に残した孫のリ・ムンソンにとても会いたがった。そこで、ソン・ドンイルが演じる室長のチョン・サンチョルが孫を探したのだが、ならず者だった。

グムスンを失望させたくなかったサンチョルは、売れない俳優だったジェホンに孫の代役をさせようとした。ジェホンは劇団で北朝鮮の兵士を演じていて、なまりも覚えていたからだ。

かくして、ジェホンはリ・ムンソンになりすましてグムスンに尽くしていき、彼女も大喜びするのだったが……。

こういうストーリーで展開される『カーテンコール』は、芸達者が存分の演技を披露してくれるので見ていて「笑えるポイント」がたくさんあった。

心にしみる傑作

しかし、本質を言うと、『カーテンコール』は「絶対に泣ける」ドラマなのだ。

なにしろ、朝鮮戦争のときにグムスンは夫と子供と離れ離れになってしまい、悲しみを乗り越えて韓国で生きていった。その過程の出来事は涙なくしては見られない。

しかも、死を間近に控えているグムスンには過去の悲しみの場面がたくさん甦ってくる。その一つひとつが、涙腺がゆるむほどの名シーンになっていた。

若き日のグムスンはハ・ジウォンが演じている。彼女はこのドラマではグムスンの孫のパク・セヨンに扮しているのだが、回想シーンでは若いときのグムスンになっている。しかも、北朝鮮に残してきた誠実な夫に扮していたのがカン・ハヌル。彼が演じた夫もとても印象が良かった。

こうして、カン・ハヌルとハ・ジウォンの抒情的な好演によって、『カーテンコール』は心にしみる傑作になっていた。

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【ファン必読】『カーテンコール』がもっと面白くなる歴史の基礎知識
2023.2.12

カン・ハヌルが主演した『カーテンコール』は、2022年に特に話題になったドラマの一つだ。その第1話の最初に、1950年12月23日の興南(フンナム)の海岸の混乱状況が描かれている。そのときに、チャ・グムスン(ハ・ジウォン)は避難する船に乗れなかった夫と子供と離れ離れになってしまう。

なぜ、そのような状況になってしまったのか。

韓国の人は誰もが知っている話だが、日本でドラマを見ると、当時のことがよくわからない。そこで、歴史的な経緯を説明しておこう。

1950年6月25日、朝鮮戦争が勃発すると、北朝鮮軍は一気に韓国の多くの地域を制圧し、残るは釜山(プサン)周辺の一角のみとなった。アメリカ軍を中心とする国連軍は、1950年9月15日に仁川(インチョン)上陸作戦を敢行した。これが成功して、朝鮮戦争の戦況は一変した。国連軍はソウルを奪回したあとに北上し、北朝鮮軍を中国国境近くまで追い詰めた。

この戦況の中で中国は軍事介入の可能性を明らかにしていたのだが、国連軍最高司令官のマッカーサー元帥は「中国軍の参戦はない」と判断。ところが、10月25日に中国軍が参戦して国連軍と激しく争った。やがて国連軍は大敗して、1951年1月4日にソウルを占領されるという屈辱を喫した。

内容を理解する歴史的な事実

戦力を立て直した国連軍がようやくソウルを奪還したのが3月15日であった。以後は北緯38度線あたりで膠着状態に陥り、1953年7月27日に休戦となって現在に至っている。

こうした経緯からもわかるように、1950年12月23日というのは、中国・北朝鮮軍の反攻によって国連軍が南にあわてて退却している真っ最中だった。特に、朝鮮半島北部の東海岸に位置する興南は工業都市として有名な町で、国連軍と住民の多くがアメリカの船に乗って韓国側にあわてて避難している。当時の混乱の途中で、チャ・グムスンは夫と子供と離れ離れになってしまったのである。

こうした歴史的な事実を知って当時何が起こっていたかがわかると、『カーテンコール』の内容をより深く理解することができるだろう。

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『カーテンコール』が「絶対に泣けるドラマ」「心にしみる傑作」と呼ばれてやはり嬉しいですね。
第1話のオープニングであるた興南撤収作戦シーンで
ジウォンオンニとカン・ハヌルくんが見せた体当たりの渾身演技は本当に涙なしでは見られないし、
初めて見たときは「タイタニック並みのスケールだ!」と心が震えた。💕

余談ですが、昨日映画館でリマスターされた『タイタニック』を見たんですが、
25年ぶりにこの映画を見ると、エンディングを見ながら思い浮かんだのは、
クムスンとジョンムンが興南撤収作戦で生き別れになったシーンでした。😌
はい、それぐらい強い印象に残ってます!興南撤収作戦は上記の記事でも詳しく紹介されていますので、
記事を読んでから、もう一度『カーテンコール』を見たら、
新たな視点で見ることができるかもしれません。

一方、『カーテンコール』は【絶対に泣ける韓流ドラマ】という記事で、
「名場面で涙腺がゆるむベスト3」のうちの1つに選ばれました。


【絶対に泣ける韓流ドラマ】名場面で涙腺がゆるむベスト3は?
2023.2.11

●泣ける2022年のドラマ/その2『カーテンコール』

出演者(役名)/カン・ハヌル(ユ・ジェホン)、ハ・ジウォン(パク・セヨン)、コ・ドゥシム(チャ・グムスン)、クォン・サンウ(ペ・ドンジェ)

〔泣けるポイント〕ドラマの冒頭場面。朝鮮戦争の混乱の中でチャ・グムスンは夫と我が子と離れ離れになり、韓国に逃げてきてもたった1人になってしまった。悲しみを乗り越えて必死に生きていく彼女の心細さを思うと、胸が張り裂けるかのようだった。

やがてチャ・グムスンは巨大ホテルグループ「楽園」を作り上げていくが、戦争によって家族を引き裂かれた無念さがドラマ全体を覆っており、歴史に翻弄された人々の運命は本当に切なかった。

元記事:こちら


ベスト3に選ばれた作品は全部見たことがありますが、
『カーテンコール』も『私たちのブルース』も家族愛を描く作品で、
どちらも印象に残り、涙なしでは見られなかった。🥲
ご存知の方も結構いらっしゃると思いますが、どちらもコ・ドゥシム先生が出演したドラマで、
繊細な演技で涙を誘った。💕

久しぶりに『カーテンコール』のレビュー記事が上がってきて、
読みながら、セヨンとクムスンのシーンを見返したくなってきました。😌
『カーテンコール』のロケ地を紹介する前にもう一度復習したいと思います。💪🏻

 

投稿者: sunshine1023

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