⏳「HAJIWON Archive(ハ・ジウォンアーカイブ)」💖
『いつか家族に』(原題:ホサムグァン)のインタビューコレクション第10弾。💫
ハ・ジウォン「『今この瞬間』という言葉、私の演技の原動力です」(インタビュー①)
2015.1.27
「今まさにこの瞬間、自らが演技を楽しんでるから、いつも楽しくて幸せなことだと思います。」
俳優ハ・ジウォン(38)は「今この瞬間」という言葉が一番好きだという。 1999年から本格的な演技を始めて以来、疲れずに絶え間なくペースを維持できたのは、すべての瞬間を楽しんだからできるということだ。 演技を人生の一部として楽しむことができる彼女ならではのマインドが、今のハ・ジウォンを作った原動力だったわけだ。
そんなハ・ジウォンは映画『いつか家族に(ホ・サムグァン)』(ハ・ジョンウ監督)を撮影しながら、いつもより幸せな瞬間を満喫した。 彼女は劇中でホ・サムグァンの妻ホ・オンナン役を演じ、ハ・ジョンウと夫婦役で共演した。ホ・オンナンは、自分の長男イルラク(ナム・ダルム)が元恋人のハ・ソヨン(ミン・ムジェ)の実の息子であることを知り、結婚生活11年目にしてホ・サムグァンと葛藤するようになる人物でもある。
ハ・ジョンウ監督はホ・オンナン役にハ・ジウォンをキャスティングした理由は「信頼感」のためだと言った。彼は「ハ・ジウォンという俳優なら映画の中心を掴んでくれると思った」と言った。 膨大な原作を2時間の映画に縮小させたため、キャラクターに対する多くの部分が省略されるしかなかったが、ハ・ジウォンという俳優なら、ホ・オンナンというキャラクターの存在感をいくらでも示してくれることができると思ったというのが彼の説明だ。
「そうおっしゃってくださって本当にありがたいですね。(笑)私は実際、粋さを感じさせる演技についてよく分からないです。ただ演技する瞬間だけは正直に演じようと思います。そのような部分が観客に信頼感を与えたのではないでしょうか?涙を流したり、嬉しい時も忠実な感情でお見せしたいです。 明るい感じのドラマや映画をする時に悪いニュースもわざと避けて見ないんですよ。 明らかに幸せな役なのに、訳もなく影響を受けるとトーンがダウンすることを心配して、自分をたくさん保護する方です。(笑)」
ハ・ジウォンは透明な感受性を持つ俳優だ。自分が出演したホラー映画もあまり見ない方だと打ち明けた。彼女は、これまで悪役を演じることになれば、自分自らも胸が痛くなりそうだったとし、昔は役から抜け出す時間が長くて大変だったこともあったと話した。 しかし「今は抜け出す方法もヒーリングする方法も、昔よりはそれなりに良く分かるようになりました」とし、「悪役も、経験したことのない他のキャラクターにも挑戦したいです」と付け加えた。 ホ・オンナンもやはり、そんな挑戦の延長線上にいたキャラクターだったわけだ。
「オンナンは今でも考えてみると、とても幸せなキャラクターでした。私は『茶母(チェオクの剣)』のように、作品の中で愛する人が死んだりして、そんな設定があまりにも大変でした。『いつか家族に』では、お母さんの役を演じながら、両親の立場になってみると、両親からもらった愛は何か、少しでも分かったんです。 私も子どもたちがいたらいいなとも思ったし。(笑)家族の愛について映画を撮りながら初めて感じるようになりました。ドラマ『奇皇后』を撮影してから、すぐに『いつか家族に』を撮ることになりましたが、むしろ相反したキャラクターなので、能動的に臨むようになったと思います。」
『いつか家族に』のホ・オンナンはハ・ジウォンだけのホ・オンナンだった。シナリオにホ・オンナンというキャラクターが親切に描かれなかったところは、やはりハ・ジョンウ監督が悩んだ部分でもあった。 ハ・ジウォンは、シナリオにないシーンを想像しながら演じようとしたと話した。ハ・ジョンウ監督も「『いつか家族に』のホ・オンナンはハ・ジウォンが描くホ・オンナンにならなければならない」とディレクションを与え、ハ・ジウォンも気楽にホ・オンナンというキャラクターに歩み寄ることができたと打ち明けた。 結果的にハ・ジウォンは、彼女だけのホ・オンナンを完成させたが、キャラクターに挑戦するまでは決心することが容易ではなかったと打ち明けた。
「ホ・オンナン役を断ろうとした部分は、単に子供を産んだ母親役ということだけではなかったです。 厚かましいところもあり、荒い言葉遣いも使っていて、とてもきつい部分もあるんですが、私はこういう部分を消化できないだろうと思ったんです。キャラクターが私の服のようではなかったです。しかし、ハ・ジョンウ監督が似合うと言ってくださったから、好奇心が生まれました。しかも監督も『僕もお父さんの役が初めてですよ』と言ってくださって、『あ、私だけ初めてじゃないんだ』と思って、勇気を出すことができました。」
ホ・オンナンは村の絶世の美人だ。ホ・オンナンが村の真ん中を歩いていると、すべての視線が彼女に注ぐ。 ハ・ジウォンは、絶世の美女という役柄がプレッシャーではなかったと話した。 彼女は「私が考えた絶世の美女は外見が華やかで、きれいなオンナンではなかったようです。素朴な姿から映る美しい姿を意味すると思います。オンナンはポップコーンを売らなければならなかったが、そんな環境でも笑いを失わない」と説明した。 それならば、彼女は彼女だけの母性愛の演技をどのように見つけたか。
「母性愛をどのように演じなければならないという具体的な考えはなかった。とりあえず、演じる私が楽でなければならないと思いました。お母さんのような感じが必要だから、まずは子供たちと親しくなろうと楽しく遊びました。 (笑)ゲームもして、毎日お互いにハグしてくれて本当に家族のように気楽に過ごしました。撮影だと思わないほどよ。子供たちは元々好きかって? 好きではあるけど、ケアできない方なんです。(笑)面倒を見てあげないと!って考えると、プレッシャーになるかもしれないけど、一緒に遊ぶという感じだから、本当に楽しかったです」
ハ・ジウォンは映画『友引忌』、『ボイス』、『セックス イズ ゼロ』、『愛しのサガジ』、『デュエリスト』、『1番街の奇蹟』、『TSUNAMIーツナミー』など、多数のヒット作を保有している名実共に忠武路最高の女優だ。 自分が考える代表作は何かと聞いたら、「すべての作品が代表作」という答えが返ってきた。 「一つの作品だけ挙げられないと思います。ただいつも最後の作品が代表作」というのが彼女の説明だった。 故に『いつか家族に』が彼女の代表作だと言いながら笑った。
「ますますやりたい作品が増えてきています。特別に演技に対する姿勢が変わっていないと思います。ただ20代の時と違って、30代には表現できること、演じれることが違うので、どんどんやりたいことが多くなりました。ホ・オンナンというキャラクターも、おそらく私が20代だったら出来なかったでしょうか? 新年の計画ですか? 良い映画をたくさん撮りたいです。良い作品に出会って新しいキャラクターにも挑戦したいというのが私の望みです。」
ハ・ジウォンは華やかなフィルモグラフィーから自分を徹底的に分離させることができる俳優でもあった。 飾らない淡泊な語彙で落ち着いて自分の考えを話す姿だった。 わざと自分の話を飾るように言わなかったので、気さくだし、人間的だった。ホ・オンナン役がハ・ジウォンには「意外な選択」ではなく、「当然の選択」だったと推測された。 ハ・ジウォンという俳優の持つ情緒と『いつか家族に』の情緒の間には明らかに接点があったからだ。
元記事:こちら
ハ・ジウォン「ハ・ジョンウ、女優のためのセンスが格別な監督」(インタビュー②)
2015.1.27
俳優ハ・ジウォンが映画『いつか家族に(ホ・サムグァン)』の監督ハ・ジョンウの格別な思いやりについて語った。
ハ・ジウォンは最近、三清洞にあるカフェで行われたインタビューで、「宿泊先はペンションだったが、着いてみたら、本当に部屋に必要なものが完璧にセットされていました。 ベッド、テーブル、椅子、ランニングマシン、冷蔵庫まで備わっていた」と話した。
彼女は続いて「冷蔵庫の中を見ると、ホテルのように飲み物がいっぱい入っていました」とし、「ところが、部屋の片隅を見ると、花瓶に野花が咲いていました。 聞いてみたら、ハ・ジョンウ監督が 直接摘んできて置いたという。女優に対する小さな配慮が本当にありがたかった」と振り返った。
またハ・ジウォンは「マスコミ試写会当時、ハ・ジョンウ監督が俳優の立場でよく理解してくれたと言ったのが、まさにこういう部分です。 宿泊先もくつろげるようにしてくださって、花で感動させられました」と説明した。
ハ・ジウォンは『いつか家族に(ホ・サムグァン)』で一度見たら、忘れられない魅力で多くの男性たちの心を掴んだ村の最高の美女ホ・オンナン役を演じた。 ホ・オンナンはきれいな顔に生活力も強く、まさに最高の花嫁に指折り数えるが、ホ・サムグァン(ハ・ジョンウ扮)のナンパで結婚することになった人物だ。
『いつか家族に』は世界的な小説家余華の代表作『許三観売血記』を原作に、金なし、対策なし、貧しいけど、後腐れない最高の名物、ホ・サムグァン(ハ・ジョンウ)が絶世の美女の妻、ホ・オンナン(ハ・ジウォン扮)と、3人の息子をめぐって一生の危機を迎えることになって繰り広げられる物語を描く映画だ。
元記事:こちら
見出しに惹かれて読んだ記事ですが、
冒頭のこの一文を読んだだけで、心惹かれました。💕
「今まさにこの瞬間、自らが演技を楽しんでるから、
いつも楽しくて幸せなことだと思います」
いつも言いますが、お日さまから学ぶことは本当に多い。
「『今この瞬間』という言葉、私の演技の原動力です」というジウォンオンニ。
芸能界のトップで長年走り続けることって想像以上に大変なんだろうと思うけど、
今この瞬間、瞬間を楽しむ気持ちはやはり大事ですね。😊
「ハ・ジウォンという俳優なら、ホ・オンナンというキャラクターの存在感を
いくらでも示してくれることができる」というハ・ジョンウ監督の一言に対して…
「そうおっしゃってくださって本当にありがたいですね。(笑)
私は実際、粋さを感じさせる演技についてよく分からないです。
ただ演技する瞬間だけは正直に演じようと思います。
そのような部分が観客に信頼感を与えたのではないでしょうか?
涙を流したり、嬉しい時も忠実な感情でお見せしたいです。
明るい感じのドラマや映画をする時に悪いニュースもわざと避けて見ないんですよ。
明らかに幸せな役なのに、訳もなく影響を受けるとトーンがダウンすることを心配して、
自分をたくさん保護する方です。(笑)」
ここまで見ている人の感情と心を動かす演技ができる女優さんは、なかなかいないな~と
お日さまの作品を見るたびに思うし、
感情のこもったジウォンオンニの演技はやはり人を揺さぶり、
心を動かす力を持ってるだな~と改めて実感しました。💗
そんなジウォンオンニは昔、役から抜け出すには時間がかかって大変だったが…
「今は抜け出す方法もヒーリングする方法も、
昔よりはそれなりに良く分かるようになりました。
悪役も、経験したことのない他のキャラクターにも挑戦したいです」
役にのめり込みすぎて大丈夫かな?って心配しちゃう時もあるけど、
役から抜け出す方法を見つけて本当によかったね。
『いつか家族に』のホ・オンナンは村の絶世の美女という設定ですが、
プレッシャーではないか?って聞かれると…
「私が考えた絶世の美女は外見が華やかで、
きれいなオンナンではなかったようです。
素朴な姿から映る美しい姿を意味すると思います。
オンナンはポップコーンを売らなければならなかったが、
そんな環境でも笑いを失わない」
素朴ながらも内面の美しさが滲み出るということでしょうね。💖
だから外見も中身も美しいお日さまはオンナン役にピッタリだと思います。😌
自分の代表作が何なのか?と尋ねられて、
「すべての作品が代表作。一つの作品だけ挙げられないと思います。
ただいつも最後の作品が代表作」と答えたジウォンオンニ。
「ますますやりたい作品が増えてきています。
特別に演技に対する姿勢が変わっていないと思います。
ただ20代の時と違って、30代には表現できること、
演じれることが違うので、どんどんやりたいことが多くなりました。
ホ・オンナンというキャラクターも、
おそらく私が20代だったら出来なかったでしょうか?
新年の計画ですか? 良い映画をたくさん撮りたいです。
良い作品に出会って新しいキャラクターにも挑戦したいというのが私の望みです」
やはり俳優として「今しかできない役」がありますね。
今しかできない役も演技の幅を広げることにも繋がると思うので、
ぜひぜひどんどん挑戦していただきたいです。💪🏻
テレビや映画館のスクリーンでジウォンオンニが見れるほど
幸せなことはないと思うから。😘
さらにこんな素敵なエピソードも。🥰
「宿泊先はペンションだったが、着いてみたら、
本当に部屋に必要なものが完璧にセットされていました。
ベッド、テーブル、椅子、ランニングマシン、冷蔵庫まで備わっていた。
冷蔵庫の中を見ると、ホテルのように飲み物がいっぱい入っていました。
ところが、部屋の片隅を見ると、花瓶に野花が咲いていました。
聞いてみたら、ハ・ジョンウ監督が 直接摘んできて置いたという。
女優に対する小さな配慮が本当にありがたかった」
ハ・ジョンウ監督からお日さまへの気遣いに感動しました。🥺
まさか本人が野花摘みに行くとは!!💐これは嬉しいですね。
『奇皇后』の撮影はとても大変だったけど、
『いつか家族に』の撮影現場でヒーリングの時間を過ごせてなにより。💖